遊びにいらしてくれてありがとうございます。
春の足音が聞こえてきて、桜が楽しみな時期になってきましたね。
さて、突然ですが、あたなは今何歳ですか?
あと、何回、桜を見ることができますか?
人生を80年として、春がくる度に桜を1回見るとカウントしてみましょう。
もし、あなたが40歳なら、あと40回ということになります。
いつかは必ず訪れる「死」。
でも、死ぬのを恐れる必要はありません。
今回は、死を見つめることで「後悔しないで生きる」方法をお伝えいたします。
「死」を忘れずに生きた侍たち
侍は、自分はいつか死ぬという想いを常にもっていたそうです。
「死ぬ」という事実から目を逸らさずに、この命を何に使おうかと常に考えていたんです。
だから、死への覚悟が常にあり、情熱的に生きていたんですね。
侍のように、いつか死ぬと思って生きていると、毎日を完全燃焼できるのです。
死を考えることは、前向きな生に対するスイッチなのかもしれないですね。
「死」にまつわる問答
時は鎌倉時代。
あるところに、道元と修行僧がいました。
仏教の中には「仏性(ぶっしょう)」という考え方があります。
全ての生き物が生まれながらに持っている仏となることができる素質のこと
ある日、修行僧は疑問に思います。
社会で成功する人と、そうでない人がいるのは何故なんだろう?
道元に質問しました。
成功しない人は努力しない。
その差だ。
それから、何日かすると、また疑問が思い浮かびます。
師匠に再び質問しました。
努力しない人間には志がない。
その差だ。
それから何日かすると、またまた疑問が思い浮かびます。
師匠にさらに質問しました。
志のない人は、本当の意味で死ぬことを知らない。
その差である。
修行僧は、それから死を身近に考えて過ごしたんでしょうね。
「死」を忘れるな!-メメント・モリ-
古代ローマではこんなエピソードがあります。
戦いを終えて凱旋した将軍は、従者に「必ずこの言葉を伝えるように!」と命じていました。
memento mori
これはラテン語で「死を忘れるな」という意味です。
戦いに勝利し、民衆に讃えられ、喜びの絶頂期を迎えた瞬間の中、自分はいつか死ぬ存在であると忘れないようにしていました。
こうすることで、有頂天にならず、常に冷静に正しい判断を行おうと努力していたんですね。
「死」とは100%起こること
全ての人に100%起こると約束されていること。
それは、人生には最期があるということです。
地球では、1日に15万人の方が他界しています。
もしあなたが40歳であれば、地球が太陽の周りをあと40回まわればその日が来るということです。
これが現実です。
この自覚がある人とない人の差は、人生を完全燃焼できるかどうかの差となるのです。
誰かの悪口をいったり、やさぐれていても、拗ねていても、それは命懸けなんです。
やりたいことをやりますか?
やりたくないことをやりますか?
あの世に財産はもっていけません。
それは不幸なことではなく、本当に不幸なのは死ぬ時に後悔することです。
「死」は他人ごとではない。
まとめ・感想
私たちの先祖でもある侍は、「この命を何に使おうか」と日々考え、心を練っていたのですね。
だから 、切腹なんかも潔くできたのかなと。
そのためには、死を知った上での志が大切で、それを持っていると、努力して成功に近づけるのですね。
冷静かつ正しい判断をするための合言葉です。
死ぬ時に後悔しないように、自分の死ぬ時を想像して、自分の本心に気づいて、本当の自分と巡り合いたいと感じました。
それをしておくと、いざ死を迎えた時にひょっとしたら笑って最期を迎えられるのかも知れません。
一度、日記を書く時間にやってみようと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
今回は以上です。
昨日の自分よりも、今日の自分が好きになれますように💓
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では、また!
参考文献
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著者プロフィール
新潟県出身。
作家、コピーライター、漢字セラピスト。
日本メンタルヘルス協会の衛藤信之氏から心理学を学び、 心理カウンセラー資格を取得。
『3秒でハッピーになる名言セラピー』がディスカヴァーMESSAGE BOOK大賞で特別賞を受賞しベストセラーになりました。
他に、『心にズドンと響く運命の言葉』(王様文庫)、『漢字幸せ読得』(KKベストセラーズ)、『人生が100倍楽しくなる名前セラピー』(マイコミ)、『ココロの教科書』(大和書房)、『朝にキク言葉』(サンマーク出版)など多数出版されています。
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