どーも、たっきんです。
今回は、佐藤航陽さんの『ゆるストイック ── ノイズに邪魔されず1日を積み上げる思考』についてお届けしますね。
この記事は、こんな方にお勧めだと思います。
・頑張ってるけど、何となくモヤモヤ
・競争に疲れたけど、諦めるのも違うと感じてる
・現代をどう生きていけばイイか正直分からない
当てはまる方、内容が何となく気になる方は、読み進めてみてくださいね。
著者:佐藤
航陽
さん



佐藤 航陽さん
出典:佐藤航陽(さとうかつあき)
@ka2aki86のX
実業家。
1986年福島県生まれ。
早稲田大学在学中の2007年にメタップスを創業し、広告・決済事業を展開。2015年に東証マザーズへ上場。
現在は 株式会社スペースデータ 代表取締役社長として、宇宙×デジタル領域(宇宙デジタルツイン、宇宙ステーション/ロボット開発 等)に取り組み、JAXAや国連との協働も進めている。
過去には「時間を売買する」アプリ タイムバンク を立ち上げ。
著書に『お金2.0』『未来に先回りする思考法』『世界2.0』『ゆるストイック』などがあります。
4格差時代:どんな人が生き残れるの?
正直、今の時代ってややこしいですよね。
一昔前は「頑張れば報われる」っていう空気があったけど、いつの間にか「頑張らなくてもイイのんじゃないの」って風潮に変わってきたように感じます。
ころ助の感染症も落ち着いた今、どっちつかずでふわふわ漂ってる人が多い気がするのは僕だけじゃないと思うんですよね。
著者の佐藤さんは、今の時代は「ゆるストイック」な生き方がしっくりくるって本書の中で主張なさっています。



ゆるストイックとはどういうものぢゃ?
簡単に説明すると下記になります。
- 競争に囚われすぎない
- 平凡な生活に流されることもない
- 淡々とマイペースで歩み続ける
要するに、自分のやらなくちゃいけないことを明確にして、そこに集中する。ただ、それを周りに強制はしないし、時には素直に助けを受け入れる緩さも大事ってことだと僕は受け取りました。
では、次に「成功する秘訣」について【要約】してみました。
成功の秘訣は「独自性」×「ただ乗り」
ここからが面白いんですが、成功するプロセスって実は決まってるらしいんです。
成功の公式:独自性 × ただ乗り = 成果
- 独自性:他にない自分だけの特徴(ここで才能と努力が重要)
- ただ乗り:既存の基盤に乗っかること(ここで運が重要)
例えば、YouTuberの人たちも、もしYouTubeっていうプラットフォームがなかったらどうでしょう?
きっと成功してなかったでしょうね



だって、自分で動画配信サービスを作るなんて、現実的に不可能に近いと思いますからね。
つまり、自分の独自性を発揮することにはストイックに集中して、それ以外は既存の仕組みを緩く活用するってのがポイントなんです。
では、次はゆるストイックになるポイントを簡単にご紹介しますね。
ゆるストイックになる3つの方法
1. ニッチを見つけて独自性を発揮する
まずは自分だけの「ニッチ(隙間)」を見つけることから。
探す順番も紹介されていました。
- 好きなこと
- 得意なこと
- 需要があること
最初から「これが儲かる!」って飛びついちゃダメみたいなんです。好きでも得意でもないことは続きにくいですからね。
例えば、歌が好きなら「アニメソング」「昭和の歌」「ゲーム音楽」とかって、細分化してみた上で、「VTuberとして昭和の歌を歌う」みたいに要素を組み合わせると、一気に独自性が強まるんですって。
確かに!



2. 己を知り、没頭して、変化し続ける
次に大切なのが、この3つの軸だと本書では主張されています。
自分を知る:自分に配られたカードを把握する
ここでちょっと考えてみて欲しいのですが…
- 頑張ってないのに褒められることは何だろう?
- 苦痛を感じずに続けられることは何だろう?
- 子供の頃夢中になった遊びは何だっただろう?
これが自分に配られたカード、生まれつきもっている特性かなと僕は捉えました。
そして次に大事な軸が…
没頭する力:目の前のことに集中する
脳には「デフォルトモードネットワーク」っていうシステムがあって、ぼーっとしてる時に働いて不安やストレスを感じやすくするようなんです。
逆に、何かに没頭してると、これがピタッと静かになって、まるで瞑想してるみたいに心がリセットされるようなんです。



確かに政(まつりごと)に集中してる時は不安なんて感じないんぢゃ!
そして3つ目の軸が…
変化し続ける:柔軟性を保つ
今の状況がずっと続くなんて錯覚ですよね。
技術も流行も働き方も、一瞬で変わる可能性だってあります。だからこそ、変化を怖がらず、むしろ変わる力を味方につけることが大事なんだと思います。
3. ゲーム化して楽しく取り組む
人って、確実に成功することにはすぐ飽きちゃうんですって。逆に「もしかしたらうまくいくかも」っていう不確実性がある方が、脳が強く報酬を感じるんです。
ポイントは成功率2〜3割
10回チャレンジして2〜3回成功するくらいの難易度が、人間にとって1番はまりやすいんだとか。だったら、自分の目標もちょっと背伸びしないと届かないくらいに設定してみる。
今の自分には難しそうだけど
頑張れば何とかなるラインですね。



このくらいのラインがちょうどイイのかもって感じますね。
では次に、運をコントロールする方法を共有しますね。どれか1つでも生活に取り入れてみてくださいね。
運をコントロールする3つの方法
1. 試行回数を増やして、運のいい人になる
運がいい人って、実は「運」に恵まれてる人じゃなくて、運に出会いやすい行動をしてる人なんです。
答えはシンプル。とにかく試す回数を増やすことだそうです!
人生のくじ引きには回数制限がない…んだそうで
何回でも挑戦していいっていう、ある意味神ゲーみたいなルール。好きなことや得意なことなら、苦労を感じずに続けられるし、自然と改善も積み重なっていくでしょうね。
2. メンテナンス時間を持つ
ガムシャラに走り続けるだけじゃ長続きしません。立ち止まって自分を整える時間も必要なんです。
紹介されていたのは下記の方法です。
- 日記を書く
- 週末に1週間を振り返る
- 1日を5点満点で評価してみる
著者は毎日点数をつけてるそうですよ。歩いた歩数、天気、気圧、ちょっとした出来事も一緒に記録する。
そうすると、自分の調子がいい日と悪い日のパターンが見えてくるんですって。
3. たくさんの依存先を作る
人と会うのって正直面倒に感じることもありますよね。ところが、複数のコミュニティに属することって、思った以上に心と体にいい影響を与えてくれるんですって。
私たちの脳には、昔サバンナで暮らしてた時代の名残りが残ってて、群れから離れること=命の危険っていう感覚があるんです。だから、孤独になると漠然とした不安に襲われやすくなるんですね。それで正常なんです。
本当の自立って、頼れる人がたくさんいる状態なのかもしれませんね。
学んだこと
今回この本を読んで(動画を見て)、僕が1番印象に残ったのは「ゆるストイック」っていう絶妙なバランス感覚でした。
極端に走らず、そして諦めることもなく、自分のペースで淡々と歩み続ける。
正直、今の時代ってどう生きていけばいいか分からなくなることが多この「ゆるストイック」っていう考え方を知れて、なんだかちょっとホッとしました。
みなさんも、もし今の生き方にモヤモヤを感じてるなら、一度この本を手に取ってみてはいかがでしょうか?
きっと、これからの時代を自分らしく生きるヒントが見つかると思いますよ。
では今回は以上になります。最後まで読んでくれてありがとうございます。
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昨日の自分よりも、今日の自分を好きになれますように♡
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