2030年 全てが「加速」する世界に備えよ【要約・書評】

2030年全てが加速する世界に備えよ 書評
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2030年 全てが「加速」する世界に備えよ

今日も遊びに来てくれてありがとうございます。

突然ですが、あなたは未来を知っていると、何が起こると思います?私は、未来を知っていると、前もった行動が可能になると思います。

気持ちの準備もできますよね。

準備

例えば、日本の電車は、予定通りにやってくる(ことがほとんどな)ので、間に合うように行動できます。乗り遅れることがなくなります。

ビットコインが1枚600万円まで値上がりすると知っていれば、1枚6万円の時に、迷わず買っていたはずです。知らないと、時代の波に乗り遅れます。

情報を持っていると、より正確な未来予測が可能になりますよね。世界がどんな風に動いているのかを知るのは、その未来予測の第1歩になると思います。

毎日ニュースをみて、新聞を読んで、次の1手を考えておられる方もいらっしゃると思いますが、その時間を減らせる1冊だと感じました。

今回読んで、紹介したいと思った書籍がこちらです。

2030年全てが加速する世界に備えよ

未来の情報に触れると、何かと得をすることがあ流と思いますし、何よりドキドキ・ワクワクできます❤️そんなワクワクをお届けできると嬉しいです。

2030年 全てが「加速」する世界に備えよ

著者の簡単なプロフィールです。

著者のプロフィール

ピーター・ディアマンデさんとスティーブン・コトラーさんの2人の作品になります。

ピーター・ディアマンディズ

ディアマンディズさんは、ハーバード・メディカルスクールで医学学位を取得されている方ですね。2014年には、フォーチュン誌で「世界の偉大なリーダー50人」に選出されています。

スティーブン・コトラー

コトラーさんは、ジャーナリストの方です。

彼の作品は、2度、ピュリッツアー賞の候補に上がったことがある方です。 

本の概要

2030年全てが加速する世界に備えよ

本書は、2030年に起こっているであろう、世界の劇的な変化について非常にわかりやすく書かれています。どんなジャンルのことが書かれているのか、ざっと上げてみました。

・ 5Gや6G(ジェネレーション)

 ・ 自動運転

 ・ 3D(スリーディ)プリンタ

 ・ ブロックチェーンの技術

 ・ VR(バーチャル・リアリティ)

 ・ AR【拡張現実】

 ・ ロボティクス

 ・ 量子コンピューター

 ・ AI【人工知能】

具体例は、後ほど書きます。

本書では、2030年(令和12年)は、とんでもないことになっていると予測されています。

色々なお立場の方が、この記事を読みかと思いますが、知っておくだけでも、損はないです。断言します!

小売や販売の方だけでなく、私たちの生活に欠かせない交通や医療・介護福祉などのインフラ、エンターテイメント、教育関係など、色々な方に響くと思います。

生活の全てが、劇的に変わりますね。きっと!

日本国内では、あまり聞かれない情報が多いなと個人的に感じました。

とはいえ、ワクワク感が半端じゃないです♡では、前置きが長くなりましたが、みていきましょう。

要点

本書の要点は、「エクスポネンシャル・テクノロジーが、コンバージェンスしていく」というものです。

エクスポネンシャル・テクノロジーが、コンバージェンス

何のこっちゃさっぱりですよね。

エクスポネンシャルというのは「加速度的に」という意味です。

コンバージェンスは、「融合」という意味です。

各テクノロジーが、急激に伸びていくんですね。

・ 5Gや6G(ジェネレーション)

 ・ 自動運転

 ・ 3D(スリーディ)プリンタ

 ・ ブロックチェーンの技術

 ・ VR(バーチャル・リアリティ)

 ・ AR【拡張現実】

 ・ ロボティクス

 ・ 量子コンピューター

 ・ AI【人工知能】

しかも、これらが融合して、加速度的に変わるのでしょうね。それが「エクスポネンシャル・テクノロジーが、コンバージェンスしていく」です。

スマホ

日本に、スマートフォンが売り出されたのが2008年(平成20年)です。

この10年で、世界はとんでもなく変わったと思います。

例えば、私、電車通勤していています。

電車内では、ほぼ全員がスマホを見ています。今となっては見慣れた光景です・・・が、誰がこれを予測できたでしょうかね。

今、もし電車に乗られている方、見渡して見て下さい。2030年までは、それとは比較にならないくらいの変化がやってきますよ、という訳です。

全部お伝えしたいのですが、かなりの量になります。予告どおりに、数回に分けてお伝えしていきます。

今日は、1個だけ具体例を紹介させて下さい。

移動時間が無くなる?!

ずばり、移動時間が無くなっていきます。圧倒的に短くなっていきます。

皆さん、現代の身近な高速移動手段といえば、何を思い浮かべますか?

私は、新幹線です。

新幹線

新幹線は、最大で時速320Kmくらいです。

最新のものは、リニアモーターカーですかね。

リニアモーターカー、最大で時速500kmくらいです。

では、本書で紹介されている新技術に移りましょう。

ハイパーループ

現在開発中の移動手段「ハイパーループ」です。

ハイパーループ

この著者のお友達でもある、イーロン・マスクさんが手掛けておられます。ハイパーループは、最時速1,200Kmも出せるようです。

簡単に説明すると、リニアモーターカーのような磁力を使い、真空のチューブ(トンネル)の中を移動する乗り物です。私の計算によると、東京から大阪が30分で移動可能になりますね。

更に、その先の技術もすでに開発が進んでいます。

スターシップ

「スターシップ」は、ずばりロケットです。

スターシップ

海外旅行の利用者のために開発されています。スターシップは、最大時速2万8000Kmでます。(ハイパーループの約20倍。)

例えば、今日現在、飛行機で東京の羽田 ➡️ アメリカのサンフランシスコまでが約9時間半で移動可能です。これが、スターシップだと約45分くらいで移動できる計算です。

45分って、ちょっとしたお出かけレベルです。

しかも、この「スターシップ」の実用は、3年以内であろうと予測されています。本当に、加速度的にテクノロジーが進化しているんです。

もう1つ、移動時間がなくなる例を紹介します。

次の方が、本題かも知れません。

アバターロボット

ハワイ

貴方が、ハワイの海岸で、ゆっくり休暇を楽しみたいとしましょう。

日本に住んでいれば、ハワイまで行く必要があります。未来では、それが不要になる可能性があります。

それを実現させてくれるのが「アバターロボット」です。

ハワイ旅行

使い方は、ハワイに設置されている「アバターロボット」と自分の身体をつなげて、感覚を共有する感じです。

アバターロボット

今、すでに実用されている「VRゴーグル」があります。視覚情報だけですが、体験した方はわかると思います。かなり、その世界に入り込んでしまいます。この「VRゴーグル」に加えて、温度や五感を体感できる「触覚スーツ」を着ます。

自宅リビングで、ハワイを満喫できるという訳です。

ジャングル体験

よく、のび太くんがドラえもんに無茶をいう、探検なども可能になります。

アマゾン

アマゾンの辺境地に、アバターロボットを送り込めばいいです。危ない動物や虫に襲われる心配もありません。怪我をする心配もなく、感染症リスクなく、森林の香りや暑さを体験するような探検ができるんです。

いやいや、あと10年でそれは無理でしょ?!

と私も思いましたが・・・

これらは、世界の天才たちが予測している、10年後に想定されている近未来の姿です。

通信速度についても、2030年には6Gの時代になっていると思われるので、我が家のお嬢たちがよく口にする「ラグい(通信速度が遅くてイラつく!)」なんていう言葉もなくなるかも知れません。

2030年、楽しみすぎます。

教育分野での期待

「アバターロボット」は、教育分野でも期待されています。

教育分野

現代人の課題として、人種や性別による差別意識があります。これらを、体験できるプログラムが準備されています。

例えば、路上で暮らす高齢者の生活についてです。

知識として、本や動画などで知ることがはできます。でも、体験ではありません。それが、アバターロボットの技術を応用すれば「体験」に繋がります。

実際に体験することで、共感できます。共感ができて、理解が深まると、差別意識がいかに人類の平和にとって良くないことかに気づけることでしょう。人と人とのコミュニケーションが大きく変わると感じました。

テクノロジーは、このような教育への効果も期待されています。

本書の気づき

今回の記事を書きながら、振り返ってみました。

スマートフォン

日本にスマートフォンが上陸したのが2008年のことです。しかも秋。2008年のお正月には、まだ誰もスマホをもっていなかったんです。

人類がスマホを手に入れて、2021年5月の今日現在で13年しか経過していないんですよね。

それなのに、この世界の変わりようです。

思い出

動画や漫画、音楽がいつでも楽しめるので、レンタルショップは潰れていってます。写真の現像が必要なくなりました。いつでも仲間と、瞬時に思い出を共有できます。

買い物は指先一つでできます。アメリカではショッピング・モールの廃墟化が進んでいます。(これは新型コロナウイルスが始まる前からの現象)

現金を持ち歩く必要性も、ほとんど無くなりました。

お茶の間で、同じ番組を家族で見る機会も減りました。チャンネル争いがなくなったのはいいことですけどね。

ただ、この先10年間は、そんなもんじゃないと強く感じます。

こらからの仕事

本書に「非収益化されていく業界は危ない」と書かれていました。

仕事

銀行での送金や、株などで売買する手数料などは、非収益化されています。

一時期、高額セミナーが流行っていました。2021年4月時点では、YouTubeなどで、良質なコンテンツが無料で手に入るようになりました。

沢山の人が使えるようになると、独占できなくなるので、非収益化されていく業界は危ないという分ですね。

これって、かなりの業界に当てはまるのでは・・・とも感じてしまいます。

日本では、大手企業が「もう終身雇用はできないよ」とハッキリ言っています。1つの業界で働く、という今までの働き方が、無くなっていくのかなと感じました。

仕事については、私たち1人1人が何かを学び続けて、フットワークを軽くして生きていくことが大切かなと思います。

最後に

実は、本書の冒頭では「人間が未来を予測することが難しい」という導入になっています。

これは、テクノロジーが指数関数的に変化するので、どのような速さで変わっていくのかを予測することが難しいという意味です。

私たちの生活は、どうやらまだまだ変化して進化していくようですね。

フットワーク

やはり、フットワーク軽い人が強いのかなと思います。

「俺はガラケーしか使わないぜ」というタイプの方は、危ないということでもある気がします。

「あ、新しいものが出たの?どんなの?使ってみよー」という、フットワークの軽さが必要だなと感じました。

新しいものは、怖いし分からないことも多いです。

とはいえ、「生活を、より良いものに変えていってくれれるもの」と考えるといいのかなと思います。新しいサービスが生まれた時は、私は積極的に体験していきたいと感じました。

ということで、本日はここまでにしたいと思います。

本書の表面的なところしか紹介できておらず、要約や書評といえるレベルではないかもです。興味ある方は、是非お手にとってお読み下さい⬇️(リンクされています)

2030年全てが加速する世界に備えよ

ただ、少しボリュームがあります😅

500ページ近くありますので、それはお伝えしておきますね・・・。

最後まで、お読み頂きありがとうございます。

「昨日の自分より、今日の自分が好きになれた」って思ってもらえる、そんな記事になっていれば嬉しく思います。

お願い

コメントがもらえると、嬉しいです。

お願い

また遊びにいらして下さい。更新して、お待ちしております。

コメント

  1. ヒロ より:

    どういう仕事でも、近江商人の「三方よし」の考え方が生きていれば、仕事の価値は陳腐化しないと思いました。
    自分に合った仕事で、裁量権がある程度あるなら幸せなことだと思います。このある程度が大切で、ストレス過度でも、無さ過ぎても面白くない仕事になるのでは?
    私も後期高齢者であるが、未来は楽しみに待ちたいと思います。

  2. When I originally commented I clicked the “Notify me when new comments are added” checkbox and now each time a comment is added
    I get several e-mails with the same comment. Is there any way you can remove
    people from that service? Thanks a lot!

  3. It’s appropriate time to make some plans for the future and it’s time to be happy.
    I’ve read this post and if I could I wish to suggest you few interesting things or suggestions.
    Maybe you could write next articles referring to this article.

    I wish to read more things about it!

    【和訳】
    将来の計画を立てるのに適切な時期であり、幸せになる時期です。
    この投稿を読みました。できれば、興味深いことや提案をいくつか提案したいと思います。
    この記事を参考に次の記事を書いてもいいかもしれません。

    私はそれについてもっと読みたいです!

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