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「一勝九敗」から学ぶ失敗を武器に変える方法

2025 9/19
生活
2025年9月19日

どーも、たっきんです。

今回おすすめしたいのは、柳井正氏の「一勝九敗」です。

一勝九敗 (新潮文庫 新潮文庫) [ 柳井 正 ]
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この本は、ユニクロという世界的企業を築き上げた創業者の赤裸々な失敗談と成功哲学が詰まった一冊になっています。

こんなことを感じている方におすすめです。

・失敗が怖くて一歩を踏み出せない
・過去のやり方にこだわりすぎて
 変化に乗り遅れていると感じる
・もう一段上がるには何かが必要だ

少しでも興味がわいたなって方は読み進めてみてくださいね。

目次

著者:柳井 正 氏


柳井 正 氏
出典:ダイヤモンド・チェーンストア

柳井正(やない ただし)氏は、1949年山口県生まれ。

ユニクロを展開するファーストリテイリングの創業者であり、日本を代表する経営者のひとりです。

地方の小さな衣料品店を世界的ブランドへと育て上げ、「一勝九敗」に象徴される挑戦と失敗の哲学を体現してきました。

なぜ今この本なのか?

2025年も後半に入り、僕が身を置いてきた介護・医療の世界も、大きな変革の渦中にあります。
DX化の波、人材不足の深刻化、新しいサービス形態の登場…。もう過去のやり方だけでは立ち行かない時代に差しかかっているなと感じます。

僕自身、20年以上の介護現場経験から転身してウェブデザイナーになった数年前、この本の教えに励まされました。失敗を恐れずに行動することの大切さ、そして失敗を次の成功への糧に変える思考法は、まさに転身期の僕には必要なマインドセットだったと振り返っています。

失敗は成功への最短ルート

失敗を避けるのではなく、どう活かすか。実はそれが成功への最短ルートのようです。

俺なら筋斗雲でひとっとびだけどな!

ごくう
ごくう
王さま
王さま

わしらは筋斗雲はないんぢゃ!

タイトルに込められた真実

「一勝九敗」というタイトルが示すように、柳井氏の成功率はわずか10%。つまり、柳井氏がチャレンジしてきたアイデアは90%は失敗だったということです。

ただ、この失敗率こそが、ユニクロを世界的企業に押し上げた原動力でした。

実は、柳井氏は大学卒業後、就職活動もせずに父親の勧めでイオンに入社するも、わずか9ヶ月で退職されたんです。その後半年間は友人宅に居候してブラブラ過ごすという、社会人としては、決して順風満帆なスタートではありませんでした。

介護業界での応用

介護業界にいた頃の僕は、「失敗は許されない」という文化の中で育ってきました。利用者の命に関わることもある現場では当然のことだったかもしれません。

ただ、ビジネスの世界では、この「失敗を恐れる体質」が逆に足かせになることがあると書かれています。

新しいケアプランの提案、革新的なサービス開発、デジタル技術の導入など、介護業界にもイノベーションが求められる今「まず小さく試してみる」という発想が重要になってくるのだと感じました。

実践可能な7つの成功法則

ここからは、僕自身が「一勝九敗」から学んだ教えの中でも、特に印象に残ったポイントを7つ紹介します。どれも日々の仕事や挑戦にすぐ応用できる内容です。

1. 失敗を次の成功への気づきに変える

柳井氏は失敗を「良い失敗」と「悪い失敗」に分けて考えています。良い失敗とは原因がはっきりしていて次に活かせる失敗、悪い失敗とは原因が分からず同じ過ちを繰り返してしまう失敗です。

私が介護から転身する際も、最初のウェブサイト制作はかなり苦労したにも関わらず散々でした。ただ、なぜ失敗したのか、どこが問題だったのかをしっかりと分析して「書き出す」ことで、次のプロジェクトでは大幅に改善できたと自負しています。

失敗自体が課題になるのではなく、失敗から学ばないことが本当の問題になってくるのだと思います。

2. 他業種の常識を持ち込む

ユニクロの「店員が自分たちからお客様に声をかない」という営業スタイルは、アメリカの文房具店からヒントを得たものだそうです。異業種の当たり前を別の業界に持ち込むことで、革新的なサービスが生まれるんですね。

介護業界にも、他業界の良いところを取り入れる余地は大いにあるのではないでしょうか。IT業界のアジャイル開発手法をケアプラン作成に応用したり、ホスピタリティ業界のおもてなしを介護サービスに導入したり、製造業の効率化ノウハウを介護業務に活用したりできます。

僕自身の事業「あるとデザイン」も、介護(福祉)業界の専門知識とウェブデザインの技術を組み合わせることで、他にはないサービスを提供できているのかも知れません。

あるとデザイン
あるとデザイン | あるとイイなをデザイン 介護サービス事業者のためのwebデザイナーです。あなたの「あるとイイな」をデザインします。ホームページの制作はもちろん、クライアントの活動や事業について、文字やイ...

3. まずは小さく勝負する

ユニクロの1号店は、広島にあるとある商店街の裏通りという小さなスタートでした。いきなり大通りに出店せず、リスクを最小限に抑えて検証したのです。

4. 気になった人に直接会いに行く

柳井氏のフットワークの軽さには、本当に驚かされました。例えば、ジョルダーノの創業者に会いに行くなど、行動力があったんですね。そこで、実際に会ってコミュニケーションをとった際に、こんな感想を持たれたそうです。

柳井正氏

この人にできて僕に
できないはずはない

今の時代、SNSやオンラインで多くの人と比較的簡単につながれます。介護業界にも、成功している事業者や革新的な取り組みをしている人に積極的にアプローチしてみるのもいいかもしれませんね。案外、親身に相談に乗ってくれるかも知れません。

5. 非常識と思えるほどの高い目標を掲げる

柳井氏は「今の3倍の目標」を推奨しています。年収400万円を450万円にするのと、1200万円にするのでは、必要な戦略が根本的に変わります。

これはどの業界でも同じ構造になるのではないでしょうか?

売上を5%増やすのと、3倍にするのでは、しなくてはならないアクションが全く違うものになると思います。高い目標は、現状の延長線上では達成できないため、抜本的な改革を探す必要がでてきますから。

6. 商売の基本はスピード

本書に出てくる「あらゆる計画は全て絵空事」という柳井氏の言葉は印象的です。どれだけ緻密に計画を立てても、実際にやってみるまでは成功するか分かりません。

どんな業界でも、慎重さが求められる場面はあると思いますが、ビジネス面では「とりあえずやってみる」精神も必要ですよね。

ラボ所長
ラボ所長

完璧な準備を待っていては、機会を逃してしまいますから。

7. 成功はゴミ箱の中へ

フリースブームで急成長したユニクロが一時失速したのは、成功に安住してしまったからと紹介されれていました。「このままでいい」と思った瞬間から衰退が始まるようです。

僕も、何かで一定の目標達成をする毎に、この教訓を思い出していきたいと思います。

勝って兜の緒を締めるんでごわす!

せごどん
せごどん

常にハングリー精神を保ちながら、上手く行ったことは一旦忘れて、新しい挑戦を続けることが成長の秘訣なんでしょうね。

介護・医療業界への具体的応用例

本書を読んでていて、少し思ったことがあるので、僕の備忘録のためにも記事にしておこうと思います。

デジタル化への取り組み

多くの介護事業所や小さいクリニック等がDX化に苦戦している現状があると思います。

DXとは?
「Digital Transformation(デジタルトランスフォーメーション)」の略です。
デジタル技術を活用して、単なる業務の効率化にとどまらず、仕事の進め方やサービスのあり方そのものを変革していく取り組みを指します。

本書に書かれていましたが、全部をいきなりやろうとするのではなく、「まずは小さく勝負する」の原則を適用してみるのがいいのかもしれません。

とりあえず一段だけ上がってみる感じかな。

コペル君
コペル君

記録のデジタル化なら全面導入ではなく1つの部署や1つのデバイス単位から試験運用を始める、オンライン面談なら全家族ではなく希望する数家族で先行実施する、SNS活用なら全職員ではなく興味のあるスタッフから開始するという具合です。

人材育成の革新

他業界の手法を取り入れた人材育成も効果的だと思います。

ゲーム業界の手法で研修を魅力化するゲーミフィケーション、IT業界の先輩・後輩制度を導入するメンタリング制度、製造業の多能工化を参考にしたローテーション制度などは入り込む余地があると感じます。

「九敗」から学んだこと

恥ずかしながら、僕もこれまで数々の失敗を重ねてきました。

介護現場にいた頃は、忙しさに追われて利用者さんとの会話を後回しにしてしまい、後で「あの時、もっと寄り添えたのではないか」と反省したことがあります。書類の記入漏れや報告・連絡の遅れで、同僚や上司に迷惑をかけたこともありました。命に関わることもある現場だからこそ、失敗は許されないと感じて緊張していましたが、その経験が「なぜ起きたのか」「どう改善できるのか」を考える姿勢につながりました。

ウェブサイト制作の初期は技術力不足で莫大な制作時間を費やしたり、価格設定では安すぎて利益が出ない状況に陥ったり、マーケティング戦略ではターゲット設定が不十分で反応が薄いという結果を出したこともあります。

ただ、これらの失敗があったからこそ、現在の僕がいるのだと思います。失敗の原因を分析して、次に活かすことで、介護・福祉業界に特化した独自のポジションを確立できていると感じています。

具体的な失敗からの学び

最初のクライアントとのトラブルでは、要件定義の甘さが原因でした。この経験から、現在は詳細なヒヤリングをしっかりと行い、テキストベースで記録を残すことで認識の齟齬を防いでいます。必要時は、その都度、一緒に振り返るようにしています。

また、制作期間の見積もりが甘く、リサーチする時間不足になった経験から、現在はバッファを含めたスケジューリングを心がけています。

価格設定の失敗では、競合他社との比較だけで価格を決めていました。現在は、提供価値に基づいた適正価格を設定するようにして、クライアントにもその根拠を明確に説明しています。

今日から始められる実践アクション

本書から、いくつも具体的なアクションプランを得ることができました。
ここでは3つ紹介したいと思います。

小さな実験を始める

もし、気になっているアイデアがあれば、ひとまず小規模で試してみることがイイのだと思います。新しいケア手法、効率化のアイデア、利用者とのコミュニケーション方法など、まずは一人の利用者、一つの業務から始めてみる。

失敗しても影響は最小限に抑えられますよね。またそこから気づきが生まれてくると思います。

他業界の成功事例を研究する

異業種の本を読むことをお勧めいたいます。

小売業、飲食業、IT業界、製造業など、全く違う分野の成功事例から学べることは想像以上に多いものです。

このたっきんラボでは、「おすすめ本」として色々な方が書かれた本を紹介しています。

たっきん
たっきん

僕のブログを読んで学んでいただけるととても嬉しいです

たっきんラボ【たきラボ】
お勧め本 - たっきんラボ【たきラボ】

高い目標を設定する

現在の3倍の目標を紙に書いてみようと思います。

現実的でない目標に思えるかもしれませんが、その目標を達成するために何が必要かを脳が考えてくれると前回の記事でも書きました。

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現状の枠を超えたアイデアが生まれてくるのかも知れないです。

失敗を恐れない文化

もし、あなたが組織でお勤めでしたら本書には大切なことが書かれていました。個人の努力だけではなく、組織全体で「失敗を恐れない文化」を作ることが重要なのだと。

小さな失敗を共有し、そこから学んだことをチーム全体で活かす仕組み作りができるといいですね。

まずは「他人を責めない」というルールは必要かと思いますが、失敗報告会を開催してみて、失敗から得た教訓を共有することで、同じ失敗を繰り返すことを防げるのだと思います。

更に言えば、挑戦した人を評価する制度を作ることで、現場のみんなの積極的な行動を促進できます。

まとめ

「一勝九敗」から学べる最も重要なことは、失敗を恐れずに小さくても行動始めることの大切さです。

介護・医療業界は人の命と尊厳に関わる崇高な仕事です。だからこそ、より良いサービスを提供するために、常に挑戦し続ける必要があるのかもしれません。

柳井正氏の「一勝九敗」は、その挑戦を後押ししてくれる力強い一冊です。失敗を恐れるあまり行動できずにいる方、現状に満足してしまっている方に、手に取っていただきたい本だと感じました。

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王さま
王さま

まず小さい一歩を踏み出してみるんぢゃ!

その小さな一歩が
おヌシの人生を大きく変える「一勝」につながるかもしれんぞ。

上になります。最後まで読んでくれてありがとうございます。

X(@yuunami7373)でもゆるっとつぶやいてますので、コメントしてもらえると嬉しいです。

昨日の自分よりも、今日の自分を好きになれますように♡

追伸

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