「やりきる意思決定」って何だろう?

お勧め本
この記事は約5分で読めます。

どーも、たっきんです。

今回は、中出昌哉さんの著書『やりきる意思決定』を読んだ感想を記事にしてみました。

本書は、次のように感じている人にお勧めです。

・なぜ途中で頓挫するのか、原因を突き止めたい
・情報過多の中で「決断」を迷っちゃう
・仕事で「やりきれなさ」を感じてる

本書は、物事を最後までやり遂げるための「正しい課題の見極め方」「行動につながる意思決定の方法を、実践的に教えてくれる一冊だと思います。

僕自身も「どうして途中でやりきれないのか?」という壁に何度もぶつかってきました。

この本は、そんな僕にとって「やりきれない構造」を打破する視点をくれました。

気になる方はぜひ、読み進めてください。

著者:中出昌哉(なかで まさや)さん

元マッキンゼー出身で、現在は複数の企業支援や大学講師としても活動する実務家。豊富なコンサルティング経験をもとに、「現場で再現可能な意思決定の型」を提唱しています。

「現場で役立つ、行動につながる理論」を信条に、実践的でわかりやすい解説に定評があります。

人にしかできない「決めて行動する力」

2025年8月現在。AIが情報を整理・分析してくれる時代になっています。

では、僕たち人間に残された役割は何になってくるのでしょう?

その答えが「意思決定」です。

著者は「何故、それを選ぶのか」という判断基準を持つことが、もっとも人間らしい力であって、今後ますます重要になると述べています。

つまり、情報収集よりも「選ぶ力」こそが人間の強みということだと受け取りました。

では、この「選ぶ力」をどのように活用していけばいいのか、紐解いていきますね。

『やりきる』ための4つのステップ──4Aモデルとは?

中出さんが提唱する「やりきる意思決定」は、次の4つのステップ=4Aモデルに分解されています。

Analyze(全体像の把握)
2 Assess(注力すべき課題の選定)
Align(関係者とゴールを揃える)
Act(行動しながら学ぶ)

特に印象に残っていることは「いきなり行動しないこと」です。

何かに取り組む時、まずは全体を俯瞰して、本当に解決したい課題が何かを見極める…

そして小さな実験・行動から始めて、うまくいけば続けて、失敗しても即軌道修正するとイイようですね。

「試しながら進めるPDCA」のような感じです。

僕が得た実践ヒント

読んだ後にすぐに動き出せるように、この本から得た実践的なヒントをまとめてみますね。

「そもそも何が課題?」を最初に考える

解決策を出す前に「そもそも解くべき問いは何だろう?」を考えて見極めることが最初にした方がいいことだと改めて振り返りました。

一点集中で成果を出す

課題が明確になると、解決策も色々と出てくるかと思います。ただ、その時にあれもこれも手を出さず、成長ドライバーに集中する勇気を持つことだと主張しています。

博士
博士

限られたリソース(時間やエネルギー)の中で、成果を大きく左右する要因。
著者はこれらを「成長ドライバー」と呼んでいますな。

当たり前かもしれませんが、重要な部分に力を注ぐ勇気をもてば、全体の成功率がぐっと高まるということです。

仲間と方向性を揃える

プロジェクトの目的や問題意識を、関係者全員と共有しながら進むことが重要です。

俺もかっぱも豚も
よく行き先を間違えるから
お師匠に行き先をちゃんと確認しながら進む
みたいなことだな

ごくう
ごくう

まずやってみてから考える

これは本当に重要なことだと思います。
色々と考えて、やらない言い訳を考える天才なのが僕たち人間。

だからこそ、最初から完璧を目指さず、小さく始めて小さい結果を見ながら進めることが肝心なのだと思います。

間違えてもすぐ直せばOK

行動しながらズレを修正するのが、本当の“やりきる力”だと本書では主張されています。

王さま
王さま

うまくいけば自信になるんじゃ!

もし失敗しても小さいダメージぢゃから、何が悪かったか学んで次に活かせるんぢゃ!

結局、失敗を重ねてながら進められることが大切なのかもしれませんね。

まとめ

『やりきる意思決定』は、「やるべきことが分からず止まってしまう人」に向けて書かれた、強力な道具箱だとかんじました。

考えても進めないとき、決断がブレて迷走ちゃってると感じる時、あるいは行動に移せず悶々としているとき……そんなときに、「この4Aを思い出そう」と思える内容でした。

Analyze(全体像の把握)
2 Assess(注力すべき課題の選定)
Align(関係者とゴールを揃える)
Act(行動しながら学ぶ)

迷っている時間があったら、まずは小さい一歩踏み出してみる。そしてまた考えて起動修正しながら進む。

そんな姿勢を、この本は教えてくれました。

気になった方は、本書を手に取って読んでみてくださいね。

最後まで読んでくれてありがとうございます!

X(@yuunami7373)でもゆるっとつぶやいてますので、コメントしてもらえると嬉しいです。

昨日の自分よりも、今日の自分を好きになれますように♡

追伸

日本ブログ村に参加しています。
下記を「ポチッ」としてもらえるとそれだけで応援になりますので、是非とも…

\ ポチッと 👇 お願いします/

ブログランキング・にほんブログ村へ

コメント

タイトルとURLをコピーしました