時間をつくる!【今の自分を主体的に生きるには】

時間を作る 感想
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時間を作る!

今回の記事は、ずばり「時間」がテーマです。

私がこの3年間読んだ本の中で、トップ3に入ります。

人生や毎日の生活に、とても影響を貰った本です。

時間術大全

副題にある通り、まさに「MAKE TIME【メイクタイム】」。時間を作ってくれます。

本書を理解し実践すれば、自分の「今」を主体的に生きられるようになります。

王さま
王さま
もし、すでにそなたが実践できているのであれば、それは素晴らしいことぢゃ!

今回の記事を読み、本書のアドバイスを実践することで次のような効果がります。

効果

・時間感覚が変わります

・時間に余裕ができます

・集中力が増え、没頭できる時間が増えます

・毎日の景色が劇的に変わります

では、著者の紹介からいってみましょ!

著者のプロフィール

今回の作品は、次の2人の共同作品になります。

ジェイク・ナップ(Jake Knapp) 氏 

ジェイク・ナップ

著術家、IDEO客員研究員です。

Google(グーグル)で、あらゆる仕事を最速化する仕事術「スプリント(デザインスプリント)」を生み出し、Gmailの改良に生かすなど大きく貢献されました。

現在もレゴ、ニューヨーク・タイムズなどにスプリントをコーチングされています。スプリントは世界中に広まり、国連や大英博物館を含む多くの企業や組織が事業戦略として活用しています。

著書に世界的ベストセラー『SPRINT 最速仕事術』(ジョン・ゼラツキー、ブレイデン・コウィッツと共著、ダイヤモンド社)があります。

ジョン・ゼラツキー(John Zeratsky) 氏

ジョン・ゼラツキー

YouTubeやGoogleなどのテクノロジー企業で、デザイナーとして「時間」を再設計するミッションに挑戦してこられました。

現在は「ウォール・ストリート・ジャーナル」「タイム」「ハーバード・ビジネス・レビュー」「WIRED」他で執筆されています。

ハーバード大学、IDEOなどの舞台に100回以上にわたって登壇するなど、スピーカーとしても活躍しています。

時間を使う原因は環境

何となく忙しい1日だったのに「あれ?今日、私、何してたんだろう」と思う日はないでしょうか。

この原因は、明確に「環境の初期設定にある」と著者のお二人は断言しています。

初期設定

現代人は、「忙しい!」といいながら、「時間が足りない…」という感覚に追われている人が多い気がします。

やることが多すぎて、永遠に終わる気がしない…そんな不安を感じることもあるかと思います。

ひと昔前に比べたら、テクノロジーが進化して、私たちの生活は便利になっています。

効率的になっているはずなんです。

それって、矛盾してね?
ごくう
ごくう

本当、変ですね。おかしいですね。

これは、あなたの生産性が低いからでしょうか。

著者の二人は「それは違う」と言います。

原因は2つあると明確に答えてくれています。

私たちが忙しすぎる原因

1 多忙中毒

2 無限の泉

この2つの正体がわかれば、あとはそれの対策をすればいいんです!

では、簡単にこの2つを見ていきましょう。

「多忙中毒」とは

「多忙中毒」とは、忙しいことを良しとする考え方や言動のことです。

多忙中毒

・残って残業しないと、他の営業の奴に差をつけらる

・技術や知識を磨かないと、みんなに置いていかれる

・休みや暇な時間がある奴はダメな人間だと思われる

そう悩み、頑張る人たちを、日本社会は高く評価しがちではないですかね?

そして、スケジュールをどんどん埋めていってしまいます。

これが、多忙中毒の正体です。

「無限の泉」とは

これは、あなたの時間を知らない間に奪っている元凶です。

無限の泉

「無限の泉」とは、スマホやパソコンなどの便利なアプリたちのことです。

絶えず、新しいコンテンツが生まれ、常に更新される便利なアプリたちです。

この無限の泉は、忙しくて疲れ切った私たち現代人のご褒美にもなっているように見えます。

Twitter【ツイッター】やFacebook【フェイスブック】、いいね貰えると嬉しいですよね。

YouTube【ユーチューブ】や、TikTok【ティックトック】を見出すと、楽しくて時間がどんどんすぎていきますよね。

これが、無限の泉の正体です。

脳医学の視点で、なぜ私たちがこの「無限の泉」に捕まるのかを詳しく書いた過去の記事があります。

興味ある方は(⬇️)からどうぞ♡

「スマホ脳」【スマホ中毒から解放されよう】
「スマホ脳」 皆さん、スマートフォンお持ちですよね。 1日に何回、ロックを解除して開いていますか? 私たち現代人は、1日で平均2600回スマホを触っていると言われています。 1日ですよ?!私は本当にびっくりしてしまいました。 ということで、...

 

時間を使う環境の初期設定

私たちが、この2つの要因から抜けられない最大の原因は、この環境が初期設定として決まっているからだ!と著者の2人は言います。

初期設定

本書では初期設定は、デフォルトという言葉で表現されています。

デフォルトというのは、スマホ(などの機器)を購入した時の初期設定のことですな。
博士
博士

デフォルトを変えない人が大半だと思います。

スマホを買った瞬間、また交換した時に、沢山のアプリが入っている状態ですよね。

これが、生活の中にも同じ様に入り込んでいるというのです。

こうなると、知らない間に忙しい状態や、注意散漫な状態が正常で当たり前という現代人の生活が出来上ってしまうのです。

「今日1番大切なこと」は?

デフォルトの考え方のせいで、いつの間にかスケジュールを他人に合わせた状態にしてしまっているというのですが…

あなたには、思いあたることはあるでしょうか。

スケジュール

例えば、立ち話で5分で済むような要件でも「ミーティング」となると話が変わります。

「ミーティングは30分は確保しないとな」

「準備もしておこう」と、

5分で済むはずの要件に、何倍もの時間を使ってしまいます。

スケジュールに入れる時間は、組織のルールに従って、埋まっても大丈夫だ、や

むしろ埋めないと暇な奴と思われる、というような「多忙中毒」の考え方になりがちです。

あなたの1番大切なことは、そのような時間の使い方なのでしょうか。

追い討ちをかける「無限の泉」

絶え間なく仕事をさせるのが、多忙中毒です。

その対極にあるのが、「無限の泉」です。

対極

こいつは、絶え間なくあなたの気を逸らそうとします。音や震えで「こっち向いてくれよー」知らせてくる奴です。

あなたを、注意散漫な状態にさせる奴なんです。

皆さん、例えば、私たちはこの無限の泉に毎日いったいどれだけの時間を使っているかご存知でしょうか。

平均的な人

・スマホ 1日4時間

・テレビ 1日4時間

あくまで平均です。

現代人は、8時間も「無限の泉」に使っているというのが、実情のようです。

ただ、これが自分にとって1番大切なことなのだ!という価値観の方であれば、素晴らしい時間の使い方をしていると思います。

時間を奪うスマホに意志力では勝てない

スマホなどの無限の泉に、意志力で立ち向かうのは無謀です。

無謀

この「スマホ」などは、世界中の天才たちが、あらゆる脳科学や心理学を駆使して、徹底的に研究して設計されたものだからです。

1秒でも多くの、あなたの時間を「どうすれば【無限の泉=スマホ】に向けられるか」を考え抜いて設計されています。

そして、今日も改良されています。

そんなものに、意志力で立ち向かうのは無駄だと著者の2人はいうのです。

実は著者の2人も意志力で対抗できないから、この著作で「87個もの戦術」を紹介してくれているのですな。
博士
博士

博士、その通りです。

生産性を上げても無駄な理由

多忙中毒の人が、仕事の生産性を上げても無駄だと言います。

生産性

仕事をこなすほどに、次々と新しい仕事が舞い込むようになります。

また、生産性を上げたからといって、最も大切な時間の使い方をしているとは限らないというのです。

1 多忙中毒

2 無限の泉

この2つの「デフォルト=初期設定」のために、私たちの時間の9割が決まるようです。

ではここから、解決策をサクっと紹介していきますね。

時間を作り出す4つのステップ

圧倒的に時間を作り出す方法を、著者は提案してくれています。

4ステップ

これは、めちゃくちゃ効果的な方法だと実感しています。

4つのステップ

・ハイライト

・レーザー

・チャージ

・チューニング

見慣れない横文字かもですが、1つずつは簡単です。

簡潔に説明していきますね。

ちなみに、これを毎日繰り返せば、時間をつくり出すことができます。

1 ハイライト

これはその日に最優先にする「これ!」というものを、その日の朝に決めるということです。

ハイライト

スケジュールを確保して、何があっても動かさないようにする「自分が大切にすること」のための時間です。

これが「ハイライト」です。

ハイライトの例

大切な仕事

家族のための夕飯づくり

自分のためだけのリラックススタイム

これをすることで、他人の優先事項に左右されにくくなっていきます。

例えば、同僚に飲み会に誘われたとしても、今日は家族と一緒に夕食をする約束をしていると決めておけば、フラフラと仕事仲間の飲み会に行くことはないでしょう。

これが、ハイライトを決めていないと…

おいらなら、フラーっと飲み会に誘われたままにいっちまうなー。きっと。
ごくう
ごくう

2 レーザー

これは、ハイライトを含めた「決めたスケジュール」にレーザー光線のように1点集中するということです。

レーザー

私たちは、スマホをはじめとしたテクノロジーに、嫌というほど集中力と時間をもっていかれています。

このステップ2は、スマホの初期設定がとても重要なのです。(別記事で詳細を紹介しています)

次回の記事を読むことで、意志力とは関係なく、レーザー時間を確保することが容易になります。

3 チャージ

チャージは文字通り「エネルギー」を蓄えることです。

チャージ

私たちの集中力は、時間とともに消費します。

この方法についても、別記事で紹介しています。(最下部)

4 チューニング

チューニングは、1日を振り返る時間のことです。

チューニング

簡単なメモでいいので、今日の過ごし方、特にハイライトをしっかり行えたか、それを続けたいか、やめたいか、変えたいか、など振り返ります。

振り返る内容

・エネルギーレベルは?

・ハイライトの時間は確保できた?

・何に喜びを感じた?

これを振り返ることで、より時間の使い方や自分のハイライトの重要度が確認できます。

まとめ

すみません。今回も、長々とした記事になってしまいました💦

すみません

ただ、時間を奪う原因はまず知っておいて欲しかったです。

そして今日簡単に紹介した「4ステップ」はとても強力です。

特に、ステップ2のレーザーの詳細が超強力なので、下の記事でしっかり説明しています。

もし興味ある方は、遊びにいらして下さいね♡

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ここで簡単に言ってしまうと「スマホを黙らせる」というものです。

どうぞ、楽しみに更新をお待ちいただければと思います。


では本日はここまでです。

最後までお読み頂きありがとうございます。

昨日の自分より、今日の自分が好きになれますように♡

もし、ご意見などあれば、私のTwitter@yuunami7373)やコメント頂けますと、励みになりますし嬉しく思います。よろしくお願いします。

かなりお勧めで、イラストも可愛らしい読みやすい本になっています。

是非、お手にとってお読みいただき、あなたのより良い明日になれば嬉しく思います。

コメント

  1. ヒロ より:

    私としては、通勤や通学に時間をとられることが最もリスクが高いと思います。どういうことでも、やりすぎない、又はやらなさすぎないというのはよろしくないです。過ぎたるは猶及ばざるが如しという諺もあります。勉学は別かと思われますが。スマホは確かによく触ってしまって怖いです。必要性のあるものを選別して使わないといけないと反省です。

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