圧倒的に時間をつくり出す4つの戦術!【要約・感想】

圧倒的に時間をつくり出す4つの戦術 感想
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圧倒的に時間をつくり出す4つの戦術!

前回の記事では、「時間を作る!」をテーマに、時間を奪っている原因とその対策4つについて簡単に触れさせて頂きました。

今回は、その対策4つの具体的な戦術について詳細を一緒にみていきたいと思います。

なお、要約した著作は以下の「時間術大全」です。

時間術大全

この記事を読み、実行することで、時間が増えた感覚を味わうことができます!

王さま
王さま
ワシは、2つ目の「レーザー」が超おすすめぞよ!

その「圧倒的に時間をつくる戦術【レーザー】」の章だけでも、読んで頂けると嬉しく思います。

プロフィール

今回の作品は、次の2人の共同作品になります。

ジェイク・ナップ(Jake Knapp) 氏 

ジェイク・ナップ

著術家、IDEO客員研究員です。

Google(グーグル)で、あらゆる仕事を最速化する仕事術「スプリント(デザインスプリント)」を生み出し、Gmailの改良に生かすなど大きく貢献されました。

現在もレゴ、ニューヨーク・タイムズなどにスプリントをコーチングされています。スプリントは世界中に広まり、国連や大英博物館を含む多くの企業や組織が事業戦略として活用しています。

著書に世界的ベストセラー『SPRINT 最速仕事術』(ジョン・ゼラツキー、ブレイデン・コウィッツと共著、ダイヤモンド社)があります。

ジョン・ゼラツキー(John Zeratsky) 氏

ジョン・ゼラツキー

YouTubeやGoogleなどのテクノロジー企業で、デザイナーとして「時間」を再設計するミッションに挑戦してこられました。

現在は「ウォール・ストリート・ジャーナル」「タイム」「ハーバード・ビジネス・レビュー」「WIRED」他で執筆されています。

ハーバード大学、IDEOなどの舞台に100回以上にわたって登壇するなど、スピーカーとしても活躍しています。

圧倒的に時間をつくる「ハイライト」

1つめのステップです。

ハイライト

「ハイライト」で行うことは、「朝に、今日は何をするか決める」です。

最優先のやりたいことです。

ハイライトをすれば、自分の時間をコントロールしている感覚が芽生えてきます。

やりたいことを、きちんとやっているという感覚が強くなります。

「ハイライト」を決める、基準のようなものは、あるのですかな?
博士
博士

著者の2人は、こんな基準を設けています。

ハイライトの基準

・緊急性がある
・満足感が得られる
・喜びがある

この3つの「どれか」1つでいいというのです。

これなら、簡単に設定できそうですよね。

緊急性

これは、締め切りがあるようなものです。

締め切り

仕事をしていると締め切りがありますよね。

「今日中にどうしても終わらせなくては!」という仕事があると思います。

例えば、来週の会議で行うプレゼンテーションの資料作りがあるとしましょう。

これを、今日の9:00から12:00の3時間で、午前中の間に終わらせる!

というように予定にブロックしてしまう戦術です。

満足感

どんなことをすれば、ベッドに入った1日の終わりに「満足だったなぁ」と感じて眠りにつけるかを考えるといいと思います。

満足

最高の満足感を得られる何か1つの予定です。

自分の好きなことや、大切な人と過ごす時間かもしれませんね。

喜び

これは、満足感に似ていますね。

喜び

1日を振り返った時に、喜びを感じられていたのは何をしていた時だろう?

私の場合は「没頭できること」で考えるようにしています。

他人が「なんでそんなことに時間を使っているの?」と思われるようなことでも良いのです。

意識的に自分の時間を使うことは、決して無駄なことではないからです。

重要なこと

「ハイライト」をやってみて、最初に私が戸惑ったことがあります。

戸惑い

それは、あれもこれもと欲張って、ハイライトを設定しようと思って予定をいっぱい詰め込んでしまったことです。

まずは、3つの基準のどれか1つ、1つだけ決めてやってみることをお勧めします。

これは、直感がいいです。

例えば、今日は早めに仕事が終われそうだから、19:00から家族でディナーを楽しもう!

というハイライトを決めます。

これを、予定に組み込むことが重要です。

19:00の予定を(出来るだけ)動かさない!ということです。

予定をブロックする戦術ですね。

これをすると、1日のスケジュールがその「ハイライト」に合わせた時間配分になります。

自然とできるようになります。

予定

驚くほどできます。

人間は弱い生き物です。

うっかりしていると、「多忙中毒」や「無限の泉」に時間を奪われていってしまいます。

予定をブロックすると、他の予定が入ってきても断ることができます。

瞬時に「明日にしようか前倒しにしようか」という選択ができるようにもなります。

予定をブロックすると、漫然と過ごす時間が減ることに驚かれることと思います。

ポイント

朝一に、その日の「ハイライト」を決める

圧倒的に時間をつくる「レーザー」

さて、私が最もお勧めな2つ目の戦術です。

何をするにしても集中力は欠かせません。

集中力

ところが、現代の環境ではそれが難しいのです。

メールやSNS、テレビがそれを邪魔してくるからです。

例えばスマホ。

平均すると10分に1度は触れていて、iPhone【アイフォーン】を使っている人は、1日に80回ロックを解除するというデータもあります。

触るだけなら、1日に2600回だそうです。

スマホに1日4時間もの時間を費やしているというのです。

スマホ

意志力で「私は絶対にスマホに触らない」と思っても無駄だと著者は語ります。

それが無理ないように、世界中の天才たちに設計されているんですね。

本能がある限り、スマホに勝てないのです。

私たちは、太古の昔からそのように生活して、生命をつないできましたからね。

気が散って当然なのです。

その仕組みについて、過去に書いた記事があります。気になる方は遊びにいらしてください(⬇️)

レーザー戦術

スマホなどのテクノロジーは、私たちの生活を便利なものにしてくれました。

テクノロジー

同時に、私たちの集中力には邪魔になるものなのです。

では、どうすればいいのでしょう。

それは、スマホを黙らせるのです。

気が散らないスマホの初期設定をしましょう。

これは単純ですが、めちゃくちゃ強力な方法です。

著者の2人が勧めている方法を挙げてみますね。

おすすめ戦術

・SNSアプリを全て削除
・ゲームや動画アプリも全て削除
・漫画アプリも削除
・メールアカウントを削除
・ウエブブラウザも削除

あらゆるアプリを削除して、下さいと。

比較的、集中力をもっていかれない、地図や天気などのアプリは残しても大丈夫だというのです。

一度、消しても再インストールできますからね…と。

Kingからの提案

王さま
王さま
ワシも、流石にココまで徹底できんかったんぢゃ!

ですよね。なので、別の戦術を紹介します。

それは、通知をOFFにするという方法です。

最初の設定だけ少し面倒ですが、私は全てのアプリ通知をオフにしています。

iPhoneの場合は、下記の2つのタップで通知機能まで行けます。参考にして下さい。

通知

通知をオフにすると、電話も、設定さえすれば家族以外の電話は鳴りません。

私は、バイブレーションもかからないようにしています。

こうすることで、驚くほどスマホを触らなくなります。

集中できる時間が格段に増える実感を得られること間違いなしです。

そんなことをしたら、連絡とれずに困ることでるじゃん。
ごくう
ごくう

なるほど。

不都合が起こるかもしれないと思う気持ちもわかります。

ただ、私の時間ですが、不都合なんて起こらないです。

むしろ、快適になります。

快適

今まで、いかにスマホの「ピンポーン」という呼び出し音に集中力を奪われていたかがすぐに実感できます。

これでもスマホを触ってしまう方は、もうスマホを金庫に入れるしかないでしょう。

とにかく「無限の泉」を遠ざけましょう。

他にも、リビングからテレビを無くすなども効果的です。

こんなにも自分には集中力があったのか!と驚くかと思います。

ドラえもんから、四次元ポケットを奪い取る感じですな!
博士
博士
ポイント

スマホの通知が鳴らないように設定する

圧倒的に時間を作る「チャージ」

さて、3つ目のステップです。

チャージ

「チャージ」はエネルギーを高めることです。

エネルギッシュな時は、集中力が高いです。

優先順位をしっかり守っていけます。

著者の2人がお勧めするのは、ずばり!次の方法です。

古代人のような生活

私たちの遺伝子は、1万年以上前の狩猟採集民族の遺伝子からほとんど進化していないのです。

何も変わっていない。

だから、古代人の生活を見習ってみましょうと著者は勧めます。

古代人の生活【運動】

彼らは、獲物を探すために、毎日歩き回っていました。

獲物

1日に12,000歩〜7,000歩程と言われています。

王さま
王さま
ワシも、健康維持のために1日1万歩あるくようにしてるんぢゃ!

実際、歩き回るだけで、脳が活発になり、睡眠の質があがることも証明されています。

1日に20〜30分程度のウォーキングだけでも、効果があると言われています。

ちなみに、平均的なサラリーマンは約7000歩、1日に歩いているようです。

あなたのスマホの万歩計、確認して下さいね。

古代人の生活【食事①】

食事も真似をしたほうがいいと言われています。

じゃあ何を食べるのかといえば「リアルフード」です。

リアルフード

自然な食材です。

・野菜
・くだもの
・ナッツ
・肉
・さかな

加工されていない食材ですね。

これを意識して摂取すると、身体のエネルギーレベルが上がるようです。

人間の身体は、リアルフードを食べるように進化してきたからです。

調子がよくなるのは当然のことなのかもしれません。

古代人の生活【食事②】

更に、古代人は、獲物を獲得することができず、食事にありつけない日もあったのです。

食事にありつけない

それに準(なら)って、食事を3食から1食減らしてみる、断食をしてみるというのもまた効果的だと述べられています。

適度な断食を繰り返していると、空腹感に慣れます。

新しい精神エネルギーを活用できるようになっているのですね。

ポイント

古代人を見習う生活

圧倒的に時間をつくる「チューニング」

さて、最後の4ステップ目です。

チューニング

チューニングは、1日の終わりにその日を振り返ってメモをとるというものです。

今日1日

・上手くいったこと

・上手くいかなかったこと

この両方を書いてみましょう。

これをすることで、翌日の「ハイライト」を選んだり、スケジュールを組み込んだりする時に役に立てることができます。

メモをとるという簡単なことですが、これをすると翌日につながっている感覚が芽生え、楽しくなってくると思います。

ハイライト以外にも、レーザーやチューニングのレベルが上がっているのを実感できると思います。

【まとめ】

さて、今回は前回からのシリーズで「時間をつくる!」をテーマにお贈りいたしました。

時間をつくる

これら、是非1度チャレンジして欲しいです。

幸福な時間が増える感覚が得られると思います。

戦術は、4つのステップとして紹介してきました。

これは、1つずつ順番にやらなくてもいいと思います。

実際、私は2つめの「レーザー」から取り組みました。

これは強力で、本当にお勧めです。

別に、金髪にして下さいとか、赤い服を着て下さいと言っている訳ではないので、比較的簡単にできると思いますよ〜。

是非、お手にとってお読みいただき、あなたのより良い時間づくりの「キッカケ」になれば嬉しく思います。


では、本日はここまでになります。

最後までお読み頂きありがとうございます。

昨日の自分よりも、今日の自分が好きになれますように♡

もし、ご意見やご感想などあれば、コメント頂けますと嬉しいです。ツイッター(@yuunami7373)もやっています。
アウトプットすると、記憶に定着しやすいようですよ。行動にも移りやすいと思いますので、ぜひご活用くださいね。

追伸

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