資産

資産の種類

人生100年時代の人生戦略 LIFE SHIFTについての第2弾です。

人生100年時代の人生戦略:LIFE SHIFT(ライフシフト)

前回は、「仕事」や「教育」のステージについて《人生100年時代の人生戦略》の要約をしました。

今回は、資産について要約し、感想を共有していきますね。

著者のプロフィール

本書は、2人の方が書かれています。

リンダ・グラットン氏(Lynda Gratton)

リンダ・グラットンロンドン・ビジネススクール教授【人材論、組織論の世界的権威】

在職中に出産した初めての教授で、2人の男の子のママです。

2年に1度発表される世界で最も権威のある《経営思想家ランキング「Thinkers50」》では2003年以降、毎回ランキング入りされています。邦訳された『ワーク・シフト』『未来企業』などは20を超える言語に翻訳されています。

アンドリュー・スコット氏 (Andrew Scott)

アンドリュー・スコット

ロンドン・ビジネススクール経済学教授、前副学長。

オックスフォード大学を構成するオール、ソウルズカレッジのフォローで、かつ欧州の主要な研究機関であるCEPR(Center For Economic Policy Research)のフォローも務めておられます。

2005年より、モーリシャス大統領の経済アドバイザーをしています。財政政策、債務マネージメント、金融政策、資産市場とリスクシェアリング、解放経済、同額モデルなど、マクロ経済に主要な関心を持たれています。

資産の種類は2種類

著者のお二人は、資産には2種類あると言われています。

資産の種類

・有形資産

・無形資産

なんとなくイメージできますでしょうかね。

2つ目の「無形資産を大事にできる人が、100年時代を幸せに生きることができる」と述べられています。

では、それぞれ簡単に【要約】していきますね。

資産の種類【有形資産】

これは、お金で計算できるものです。

有形資産の例

・現金

・株式

・不動産

金融資産と思ってもらえればいいです。

有形資産

私たちの祖父母や親世代は、この有形資産があれば幸せな老後を過ごせると教育されてきました。

ただ、私たちは違います。人生ステージが長くなりますからね。

有形資産も大切ですが、無形資産の方が大切と言われています。

資産の種類【無形資産】

では、無形資産とは何でしょうかね。著者のお二人は、この「無形資産」を3つに分けています。

無形資産とは

・生産性資産

・活力資産

・変身資産

それぞれ特徴があるのですが、まとめると文字通り形はないけれども価値のある資産のことです。

仕事の知識や技術、健康状態、人間関係などです。

無形資産

お金に換算しにくい資産ともいえます。

王さま
王さま
なにゆえ、この無形資産とやらが大事になるんぢゃ?

それは、100歳まで生きる私たちや子供たちの世代にとって、無形資産が無い老後は「地獄」といってもいい最悪な状況になるからと主張されています。

不健康で孤独…考えたら怖いです。

無形資産が無いシミュレーション

有形の資産(お金)を沢山もっていてるこんな状況を想像してみましょう。

有形資産

糖尿病で太っていて、いつも血圧に気をつけて、歩くと膝がや腰が痛くて自由に移動できない。いつも病気がちで、歯がボロボロだから食事も楽しめない状態です。これが長く続きます。

更に、仕事ばかりしてきて、お金はあるけど家族との関係性は最悪で、相手にされない。家族はいるのに孤独という状況の方はそれに追い討ちがかかります。

仕事から離れてみると、会社関係者以外の知り合いがいません。

仕事から離れると、仕事の関係者と会うことは無くなるようですね。

部下や後輩だって、仕事での関係性から愛想よくしてくれていたのです。

無形資産を大切にしておかないと、恐ろしいく長い老後時代が待っていると本書では語られています。

今日からどうすればいいのか

では私たちは、今から何をすればいいのでしょう。

前回の記事でも軽く触れましたが…、よければ下記をお読み下さいませ。

人生100年時代の人生戦略:LIFE SHIFT(ライフシフト)【要約・感想】

それは、仕事と自分の時間のバランス「ワークライフバランス」を最優先に生活するということです。

皆さん、仕事からしっかり離れる時間を確保していますか?

休日に、仕事関連の電話がなるということはありませんか?

休日出勤、お持ち帰り仕事はしていませんか?

大事にしたいのは、知らない間に誰かにコントロールされる時間、誰かのために犠牲になる時間ではなく、自分が好きにしていい時間です。

しかも、その時間をできるだけ十分確保したいですね。

ワークライフバランスを大切にする生活

ワークライフバランスで、自分の時間を十分に確保できたとしましょう。

ワークライフバランス

時間を確保できると無形資産を作りやすくなります。

例えば、健康面でいえば、睡眠時間をしっかり確保できます。

睡眠時間は超重要です。この記事もいずれどこかで書きます。

睡眠時間が確保できれば、精神的にも健康でいられます。

時間があれば、必要時に通院もできます。

老後の歯がボロボロで食事が楽しめない状態も回避できます。

ワークライフバランスが保てていない方は、こういった「当たり前」のことも難しいのではないでしょうか。

夜遅くまで働いて、有給も取得せずに、休日には宿題を持ち帰るみたいな時間の使い方になっていませんか。

こんな生活で、無形資産を作ることは困難だと思います。

人間関係の形成

家族との関係性についても、時間を確保できるといいことがあります。

子供たちの行事に参加できます。

家族のために、家事をする時間も確保できるでしょう。

一緒に遊びにいく、色々な体験を一緒にすることで、絆ができて思い出ができます。

家族

そういった小さい積み重ねにより、定年後に他人のような扱いを受ける可能性が少なくなるでしょう。

当たり前といえば当たり前です。

友達と遊ぶ時間もできます。

仕事を最優先で動いていると、疲れ他身体にムチを打ちながら、無理やり参加している飲み会も少なくなるでしょうね。

だって、仕事で時間が埋まっていると「他のことに時間をこれ以上奪われたくない」という気持ちになるのが人情でしょう。

自分の時間を十分にもっていると、「会いにいこう」という気持ちになりやすいと思いますので、人付き合いも自然とよくなるというわけです。

サラリーマンであれば、仕事は人生の大半の時間を使います。

仕事以外のつながりを作っておくことは、良い意味で自分に良い影響や恩恵をもらえることになると思います。

有形資産にも大きな影響

ワークライフバランスが保てると、時間を上手く使えるようになります。

すると、有形資産にも大きな影響があります。

著者のお二人は、こんな風におっしゃっています。

私たちの祖父母や両親の時代は、毎月の収入の4%を貯金に回しておけば、よかったんです。

老後もそれほどめちゃくちゃ長くないし、年金も充実しているからです。

一方、私たちや子供たちの世代はどうでしょう。

私たちが豊かな老後を送ろうと思うと、収入の25%を貯金に回す必要があると試算されています。

6倍以上も違いがあります。

貯金

手取りが20万円の人なら、5万円を貯金するんですよ。

それも、定年までずーーっとです。昇給すれば、貯金額も比例して増えます。

独身時代、結婚時代、子育て時代、各ステージがありますが、現実的な話ではないと思います。正直、不可能ではないかなと感じます。

これを根本的に解決する方法が2つあります。

有形資産の問題を解決する具体的な2つの方法

有形資産の問題を解決する2つの方法は次の通りです。

解決方法

・共働き

・副業

収入源を増やす方法ですね。

ご夫婦で共働きをすれば、それだけで2馬力です。収入が増えます。

副業については、その業種にもよりますが、65歳以上で出来る仕事も沢山あります。

根本的に解決できます。

副業

ただ、この2つの方法にも弱点はあります。

それは時間の確保です。

だから、ワークライフバランスがとても大切になってきます。

会社のために(知らない間に)犠牲になっている場合ではありません。

例えば、共働きとなれば、育児や家事を全て妻(または夫)任せというわけにはいきませんからね。

有形資産を積み上げていくためにも、時間を確保できるワークライフバランスがとても重要になってきます。

資産の種類:感想

時代は、すごいスピードで劇的に変化しています。

「種の起源」を書いたチャールズ・ダーウィンはこんなことを言っているようです。

進化論を唱えたダーウィンは、この世に生き残る生き物は最も力の強いものか、そうではない、最も頭のいいものか、そうでもない、それは変化に対応できる生き物だという考えを示したと言われています。

–  2001年9月の第153回臨時国会:小泉純一郎総理の所信表明 引用 – 

これは諸説あり、翻訳の影響もあるでしょうが…。私はこの一説が好きです。

変化できる人が、生き残っていける人という解釈です。

変化

これは、個人でも家族でも組織でも、国レベルの集団でも言えることではないでしょうかね。

時代のスピードの合わせた、自分の考え方や価値観を変化、いわば「アップデート」する必要があるのかなと感じた1冊です。

人生プラン、見直してみませんか?

また、お金は大事だと思っていましたが、お金では換算できない「無形資産」の価値も大切だということに気がつけました。

そのためには、ワークライフバランスですね。

ワークライフバランスを保つとは?

繰り返し「ワークライフバランスを大切にしてください」と言っています。

これは、ただ単に定時で出勤して定時で帰ってくださいねということではありません。

これを実現するためには、本業にかける集中力をあげる必要があると思います。

集中

今まで9時間かけてしていたことを、就業規則で8時間と決められているサラリーマンであれば、8時間でタスクをこなす必要があるからですね。

「会社が何もしてくれない」というだけではなく、自身の集中力や仕事力を上げる努力が欠かせないと思います。

王さま
王さま
ワシも自戒を込めて、従者たちに宣言するぞよ。

人生100年とは一言でかけますが、かなり長い戦いになります。

無理せず、昨日までの自分に何か少しでも変化を加えてもらえる生活になり、より良い未来につながると嬉しく思います。

本日はここまでです。

最後までお読みいただきありがとうございます。

昨日の自分より、今日の自分が好きになれますように❤️

追伸

今回紹介した本は「LIFE SHIFT【ライフシフト】100年時代の人生戦略」です。

読み応えのある内容です。興味のある方は是非お手にとってお読み下さい。

できるだけ簡潔に【要約】したつもりですが、いかがでしたでしょうか。

もし、ご意見などあれば、私のTwitter(@yuunami7373やコメント頂けますと嬉しく思います。