老化を止める本

老化を止める?!

皆さん、40歳は「初老」と呼ばれています。私も初老のドアをくぐりました。

初老

20代や30代では考えられなかったような「足が痛い」や「眠れないな」という、身体の不調が出てくることがあります。

40歳を過ぎた皆さんは、1度でも経験があるのではないでしょうか。

介護福祉の仕事をしていますので、老化については肯定的な考え方も持っています。

そういう方もいらっしゃるでしょう。

ただ、素直にいうと「いつまでも若々しく元気でいたい」と思っています。

健康寿命が長いほど、自立した老後生活を送れますからね。

そこで、今回ご紹介する本は「老化を止める本」です。ずばりのタイトルです。

老化を止める本

こんな方にオススメ

最近ちょっと老けたかなぁと感じる人

将来の健康が気になる人

老化に興味のある人

できるだけ簡潔にわかりやすく【要約】していきます。

著者プロフィール

著者:牧田 善二【まきた ぜんじ】先生

牧田善二AGE牧田クリニック院長で糖尿病専門医です。1979年に北海道大学医学部卒業されています。ニューヨークのロックフェラー大学医生化学講座などで、糖尿病合併症の原因として注目されているAGEの研究を約5年間されました。1996年より北海道大学医学部講師、2000年より久留米大学医学部教授。

2003年より、糖尿病をはじめとする生活習慣病、肥満治療のための「AGE牧田クリニック」を東京・銀座で開業し、延べ20万人以上の患者を診ておられます。

すごい実績です。20万人以上の患者さんの診察の実績をお持ちです。

老化を止める《老化の原因》

まず、老化の原因をみていきましょう。

老化

私たちの体は、複雑な仕組み出てきています。

当然、老化もいろいろな要因が絡み合って起こっているようです。

その中でも、本書では特に2つの原因にスポットライトを当ててくれています。

本書のポイント

酸化(さんか)

糖化(とうか)

特に、2つ目の「糖化」を防ぐという話を中心に進められています。

では、簡単にこの2つを説明していきますね。

老化の原因【酸化】

酸化って、小中学校の時、理科で学んで以来の言葉かもしれませんね。

「さび」のことで、物質と酸素が結合して起こる科学反応です。

さび

大気中には約20%の「酸素」が含まれています。

酸素は外部から取り込まれます。その過程で、体内で活性酸素というものが発生します。

この活性酸素が過剰になると、色々な病気など原因になります。

過剰な活性酸素

がん

心筋梗塞

そして老化

でも、ご安心ください。

人間の体は上手くできていて、活性酸素から守る仕組みも備わっています。

これを、抗酸化反応 防御機構【こうさんかはんのう ぼうぎょきこう】といいます。

抗酸化反応防御機構

身体の中で、常に活性酸素と抗酸化反応防御機構が戦っているようなイメージですね。

酸化ストレス

ところが、抗酸化反応防御機構より活性酸素の方が上回ると「酸化ストレス」になります。

酸化ストレスの原因はいくつもあります。

酸化ストレスの原因

紫外線

大気汚染物質

タバコ

古い油の摂取

過度な運動

仕事のストレス

今までは、この酸化ストレスが主な老化の原因だと医学では考えられていたようです。

ところが、最近の研究では老化の原因や仕組みについて新しいことがわかってきています。

その1つが次に紹介する「糖化」です。

老化の原因【糖化】

糖化は、あまり聴き慣れない方も多いかと思います。

一言でいえば「コゲ」です。簡単に説明します。

糖化

皆さん、ホットケーキを思い浮かべてください

タンパク質を多く含む卵や牛乳と、砂糖などの糖を混ぜて作るホットケーキは、フライパンで焼くとキツネ色の「焼き色」が付きますよね。これが糖化です。

王さま
王さま
見た目や甘〜い香りに、食欲をそそられるぞぃ!

この褐色【かっしょく】に色が変わる反応をメイラード反応と呼びます。提唱者であるフランスの科学者L・C・メイラードに由来しておりますぞ。
博士
博士

糖化反応が進むと、なんと?!酸化反応も一緒に進むことがわかっています。

相乗効果で体が老化してしまうんですね。

ここまでのまとめ

酸化 → サビ

糖化 → コゲ

この2つにより身体が老化していくんでしたね。

糖化によって発生するAGE

更に、糖化反応によって、身体の中にAGE(エージーイー)」という物質ができます。

AGE

シワやシミの原因になりますが、他にも以下のような病気の原因になると言われています。

AGEが原因で起こる病気

がん

心筋梗塞

脳卒中

アルツハイマー病

骨粗しょう症

高血圧症

糖尿病

ヤバイ物質と認識されています。

これは、主に私たちが毎日行う「食事」が重要になってきます。

AGEを多く摂取してしまう方法 ①

AGEを多く含む食べ物を説明する前に、実は調理方法も大きな要因の1つになります。

調理方法

高い熱を加えた調理方法で、よりAGEを多く摂取していしまいます。

具体的には、「揚げる・高温で焼く」です。

生の状態から比較すると、10倍以上のAGEを身体に取り込むことになります。

魚や肉は生で食べるのが理想なんです。

おいら、生の肉が好きだぜ!でも揚げ物も捨てがたいぜ〜。
ごくう
ごくう

毎日のことですし、避けることが難しい場合も多いですよね。

ですので「煮る・蒸す」という調理方法がお勧めです。

まずは週に1回、この調理方法を増やすだけでも変わってくると思っています。

AGEを多く摂取してしまう方法 ②

AGEは、ブドウ糖から生まれてきます。

ブドウ糖

血糖値が上がりやすい、脂質や炭水化物(ごはんやパン、麺類)などを食べると、より発生しやすくなります。

他にも、タバコや紫外線もAGE増やしてしまうことがわかっています。

逆にいうと、下記を行えば糖化をある程度防げるということです。

糖化の予防

・高温での料理の回数を減らす

・糖質(炭水化物など)をいつもより減らす

・タバコを吸わない

・紫外線を避ける

【老化を止める本】まとめ

今回、Twitterのお友達から「糖化って何なの?」という質問をいただき、記事を書きました。リクエストありがとうございます。

リクエスト

実は、今回の「酸化と糖化」は、アルツハイマー病などを原因疾患にもつ「認知症」とも深く関わりがあることがどんどん明らかになってきています。

食べることは、毎日のことです。少しだけ注意するだけでも、色々と身体の反応が変わってくると思います。

特に、糖化について気を付けると「痩せる」という副産物もついてくるかなと私の個人的な体験から感じます。

老化や今回の「酸化・糖化」を『もっと詳しく知りたいよー!』という方は、本書をお手にとりお読みくださいね。

できるだけ簡潔に【要約】したつもりですが、いかがでしたでしょうか。

もし、ご意見などあれば、私のTwitter(@yuunami7373やコメント頂けますと嬉しく思います。

今回も、最後までお読み頂きありがとうございます。

追伸

今回は、「酸化と糖化」の原理や仕組みについて簡単に要約させて頂きました。

次回は、糖化を防ぐためには具体的にどうすればいいのか?!について、できるだけわかりやすく、皆さんの生活に取り入れることができる方法をお伝えできればと思っています。

科学や医学は日進月歩です。

日進月歩

アンテナを張り巡らしながら、最新の情報をできるだけ噛み砕いてお届けしたいと思いっています。

ただ、今回の記事の中にも、科学や医学の進歩により、将来的に誤った情報が入る可能性も否めません。そのため、言い切った形になっていないことをご理解いただけますと幸いです。

一緒に、「より良い生活は何なのか」を考えていけると嬉しく思います。