3つの元凶

生きづらさの元凶となる3つの要因とその対処方法

今回の記事は、大ベストセラーとなりました「嫌われる勇気」から、エッセンスを抽出して【要約】しました。

嫌われる勇気

2013年にダイヤモンド社から出版された作品です。

アドラー心理学を5分で見直していきましょう。

こんなことを感じる方におすすめの記事になっています。

こんな方にお勧め

・最近「生きづらさ」を感じる

・人間関係に疲れを感じる

・アドラー心理学って何だろう?

今回の記事を読んで、意識したり実践したりすることで、これらが解消されると思います。

では、早速みていきましょう。

著者のプロフィール

本書は、アルフレッド・アドラー氏の「アドラー心理学」をもとに書かれた、対話形式の著作になります。

お二人で書かれた作品です。

岸見 一郎(きしみ いちろう)氏

哲学者の岸見 一郎(きしみ いちろう)さんです。

岸見一郎

1956年の京都生まれの方です。

京都大学大学院文学研究科博士課程満期で退学され、専門の哲学(主にプラトン哲学)と並行して、1989年からアドラー心理学を研究されました。

精力的にアドラー心理学や古代哲学の執筆・講演活動、そして精神科医院などで多くの“青年”のカウンセリングを行っておられます。

日本アドラー心理学会認定カウンセラー・顧問でもあります。

古賀 史健(こが ふみたけ)氏

古賀史健

1973年生まれのライターです。

書籍の聞き書きスタイルの執筆を専門とし、ビジネス書やノンフィクションで数多くのベストセラーを手掛けておられます。

アルフレッド・アドラー氏

アルフレッド・アドラー

1870年、オーストリア生まれ。

精神科医、心理学者、社会理論家でもあります。

フロイトやユングと並んで、現代のパーソナリティー理論や心理療法を確立された先生です。

生きづらさの元凶となる3つの要因

対人関係

アドラー心理学では、全ての人間の悩みの原因は「対人関係」にあるとされています。

例えば、地球上に自分以外の人間が誰もいなくなったと想像してみましょう。

今、抱えている悩みのほとんどが消え去っていくのではないでしょうか。

心穏やかに、幸せな気持ちで過ごせるための実践的なノウハウが詰まった本書になっています。

では、人はどうして生きづらさを感じるような対人関係を作ってしまうのでしょうか?

そのポイントを3つ紹介しますね。

承認欲求をもとに人間関係を構築する

承認欲求とは、他人から認めてもらいたいという欲求です。

承認欲求

この承認欲求にとらわれすぎると、過ごす時間のほとんどを他人に認めてもらうために使うようになります。

私たちは、他人の期待を満たすために生きているわけでは無いですよね。

他人の期待を最優先するような生き方は、自分らしさや幸福を感じる生き方とは程遠いものになってしまうとアドラー先生は言っています。

承認欲求ばかりを考えると、不自由になるということですね。

他人に好かれなくても認められなくてもいい「嫌われても別にいいや」と考える勇気をもつことが大切だと主張されています。

これが「嫌われる勇気」の題名の元だな
ごくう
ごくう

競争意識をもとに大人関係を見る

いろいろな人との関係に、競争意識を持ち込むことも危険だといわれています。

競争

この意識でいると、他人を敵とみなしてしまうようになります。

いつの間にか周りが敵だらけになります。

このような状態になると、他人より上にいることが「安心感」になります。

逆に、他人より下だと認識すると「恐怖」が生まれます。

いろいろな側面で、勝ち続けるのは不可能です。

どこかで敗北感を味わい劣等感に苛まれるようになるでしょう。

では、どうすればいいのでしょうか?

競争意識を持つのではなく、今の自分と理想の自分を比較することが大切であると本書では主張されています。

自分と他人の課題を混同する

人にはそれぞれの課題というものがあります。

課題

この課題について、他人を介入させてしまったり、自分が他人の課題に首を突っ込んだりして、結果トラブルになると言われています。

他人が自分をどのように評価するかは、他人次第なのです。

他人が自分をどのように評価するかは、自分ではどうすることもできない領域です。

他人の評価を気にしない、気にせず無関心でいたほうがいいよと言われます。

また、自分の課題についても同じことがいえます。

他人に介入させずに、100%自分次第だと捉えることが大切です。

他人のために自分の意見を曲げる必要はないのです。

生きづらさの原因となる3つの要因【対処方法】

対策

ここからは、どのようにすれば、生きづらさの元凶3つを克服できるのかを考えていきましょう。

対策を紹介しますね。

理想の自分との対話を重視する

承認欲求や競争意識からは、生きづらさが発生すると説明しました。

発生

アドラー先生は、承認欲求や競争意識は「人生の価値基準から捨ててしまいましょう」と言っています。

その上で、思い描く理想の自分と対話して下さい。

理想の自分と対話すると、健全な劣等感が生まれるとされています。

この健全な劣等感を解消しようと、自分らしさを磨くことになります。

いつの間にか、本当の意味での幸せな人生へと導かれると言うのです。

ポイント

理想の自分と対話する

自分と他人の課題をしっかり分離する

他人の課題は、あなたでは解消することができません。

課題の分離

同じく、他人が自分をどう思うかについても100%他人次第です。

これも変えることができないと説明しました。

ですので、そもそも気にしないでおこうと言う話です。

「嫌われてもいいや」という勇気をもつ考え方で、本作の名前の由来にもなった部分ですね。

姿勢

他人の目を気にしない

他人の期待に応えようとしない

大切なのは、自分がどうしたいのかと言うことです。

自分の課題と真剣に向き合う事が大切だと言われています。

ポイント

自分と他人の課題を分離する

仲間への貢献感を大切にする

人生には、大小にかかわらずグループが存在すると思います。

貢献

そのグループの中で、他人に貢献するのです。

この、他人に貢献した!という貢献感が大切だと本書では述べられています。

自分は、グループの中で意味のある存在であると言う認識ができます。

これこそが幸福に直結していると言うのです。

自分の居場所があると感じられることでしょうかね。

これは、承認欲求に似ていますが、実は真逆の考え方です。

承認欲求が、条件付きでの不自由な日々であるとするならば、貢献感は自分の価値の実感につながります。

ポイント

今のグループで貢献できることを実践する。

まとめ

今回は、「嫌われる勇気」の【要約】をしてみました。

あらゆる生きづらさの元凶は、対人関係にあると言うことを見てきました。

その原因は以下の3つでした。

生きづらさの3元凶

承認欲求

競争意識

課題の混合

これらの原因についての対策を紹介しました。

対策

理想の自分との対話

課題の分離

貢献感

すでに本書を読まれた方の中には、何か思い出された方がいらっしゃるかもです。

また、取り組みの途中でもう一度やってみようと思われた方もいらっしゃるかも知れません。

まだ「読んだことがないよ」という方は、対話形式で進む、ストーリ性のある読みやすい作品になっています。

ぜひ、お手にとって読んでみて下さい。


では、本日は以上になります。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

昨日の自分よりも、今日の自分が好きになれますように❤️

もし、ご意見などあれば、私のTwitter@yuunami7373)やコメント頂けますと、嬉しく思います。励みになりますので、よろしくお願いします。

追伸

今回の記事で、以前【要約】した「人を動かす」を思い出しました。

誰でもできる「人を動かす」たった1つのポイント!

ここでは、人を褒めて「重要感を持ってもらう事」が人を動かすことだという話でした。

ところが、今回のアドラー心理学では「褒めてはいけない。褒める事は毒である」と語られています。

毒と言われる理由は、褒める行為は「承認欲求をむやみに刺激して人間を承認欲求の奴隷にしてしまうよ」ということからです。

ベストセラーの作品に矛盾が生じていますね。

えー?!
褒めていいのか?ダメなのか?
ごくう
ごくう

そういう話になりますね。

ただ、2つの著作で共通点もあります。

それは、どちらも「他人への興味関心」を持とうというものだと思います。

今回のアドラー先生の話でいうと、課題の分離と貢献感です。

これらは、目の前の相手に興味をもち、関心を寄せないとできない行為と思うからです。

王さま
王さま

あなたも、個人的に思われることがあるかと思います。

もしよかったらTwitter@yuunami7373)やコメントでメッセージをもらえると嬉しく思います。