危険!「老害」が気になり出したあなたへ【老害にならないために】

老害 心理学
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危険!「老害」が気になり出したあなたへ【老害にならないために】

今回は、リクエストを頂きましたテーマについて記事を書いてみました。
ずばり表題にある通り「老害」についてです。

今回は、こんな方にお役に立てる記事かと思います。

・「老害」にうんざりしている

・「老害」ってそもそも何なの?

・「老害」について考えてみたい

結論から申し上げますと、私の考えは「人のふり見て我がふり直せ」です。

「老害」は年齢と関係がない

「老害」って言葉は、高齢の人が若い人の邪魔をしたり、横柄な態度をとったり…というイメージがあるかなと思います。

老害行動

ただ、改めてよく考えると「老害」と言われる行動は、20代や30代の若い人でもやっちゃっているなーと感じます。

王さま
王さま
以下、老害行動【ろうがいこうどう】と表現しようぞ

あなたも、私も知らない間にやっちまっているかも知れません。また「老害」という言葉を使う側の人には、何だか悪意というか攻撃的なニュアンスがあるように感じます。

今回の記事を読むことで、寛容になれるかも知れないので、ぜひ最後まで読んでみて下さいね。

「老害行動」3選

そんな「老害行動」について、今回は考えてみました。

老害行動

当てはまる行動をいくつか挙げて、3つに絞り込んでみました。あくまで、私の考えです。

色々思われることがあるかと思います。

もし、興味がある方は、一緒にみていき、明日から自分が「老害行動」をしないようにしていきませんか?では、いってみましょう。

「老害行動」① マウンティングゴリラ

マウンティングゴリラ

マウンティングゴリラとは、勝手につくった造語です。
イメージしやすいと思いますが、あなたのイメージ通りです。特に、自分より弱い立場の人に、常に上から目線で対応して、マウントをとって喋ってくる人のことです。

胸をドンドコ叩きながら「俺ってすごいんだぞ」と言わんばかりに…。
他にもこんなパターンもあります。

マウンティングゴリラ B

例えばですね、そのマウンティングゴリラと一緒にランチに行ったとしましょう。

普段は、常識があり、丁寧にコミュニケーションとっている印象がある人です。そんな人でも、お店の人の対応になると、急に横暴な言葉づかいや態度になります。

「こっちは金払っている客やぞ」と言わんばかりに…。

少しでも、お店の方にミスや落ち度があると、ここぞとばかりに責め立てます。これもマウンティングゴリラの一種です。

マウンティングゴリラ C

ある話題について

「いや私は…もっとすごいですよ」
「こんなことも知っていますよ」と、上から話題を被せてきます。

マウンティングゴリラ

小馬鹿にしているみたいにです。そして最後は、必ず自分の話題で終わる人です。

どのパターンにしても、厄介です。こんな人たちの行動は、「老害行動」だと私は思います。

対応方法は、後半戦でまとめてやりたいと思います。

「老害行動」② 武勇伝を語り出す

武勇伝

これは、会社組織にいる方なら経験したことがあると思います。上司や先輩に多いかも知れないですね。

聞いてもいないのに、自分の過去の武勇伝を語り出します。相談もしていないのに、過去の成功体験を語り始めます。

「俺の若い頃は…」

「わたしたちの時代は…」

ここから話が始まると、それが飲み屋だった場合、1時間は覚悟したほうがいいでしょうね。決して悪気はないのでしょうが…

社会人になれば、1度は被害に遭っていると思います。

あれ、なんて返していいんか、わかんねーんだよな!

「へー、そっすか!」としか言いようがないぜ。

ごくう
ごくう

他にも、こんなパターンもあります。

自慢

例えば、会社内で誰かが「大きな結果」を残したとしましょう。そんな時に出てくるのがこの人たちです。

「あれ、私がやり方教えたから上手くいったのよ。」

と、さもその成功が自分の手柄だったように言う人。それが本当だとしても、値打ちが下がっちゃうような気がします。

「老害行動」③ 新しいものに対する先入観

最後は、自分の知らないものを否定する行為です。

否定

新しいものに対して、なぜか強い抵抗感をあらわにします。例えば、スマートフォンが出た時のことを思い出してみましょう。

① 積極的に試してみる人

② 自分には合わないと思い使わない人

③ こんなもの使う人は頭がおかしいと思う人

3番目の人は、「ガラケー最高」と言っている人が多かったと思います。でも、スマートフォンが日本に上陸してから13年。(2021年5月時点)

今でもガラケーだけ使っている方は、私の周りには居なくなりましたね。皆さんの周りには、いらっしゃいます?
とにかく、否定から入ります。

2番目の人は慎重な人なんでしょうね。1番目の人は、好奇心があり、最も得をする人だと思います。

新しい体験もできて、他人より経験値をあげることができます。

「老害行動」の心理

心理

スマートフォンの例で、「こんなものを使う人は頭がおかしい」という3番目の人の話をもう少ししてみます。

別に、危害を加えてくる訳でもないものに対して、全否定している人がいたように記憶しています。

スマホへの反応

おもちゃみたい

ボタンがないものが便利な訳が無い

最近のことでいえば、AirPods【エアポッツ】。

エアポッツ

当初は「耳からうどんが出てるみたい」という馬鹿にしたようなの声がありました。最近は、聞かなくなりましたかね。

そうやって言ってしまう気持ちはわかります。人って、自分がわからないものや理解が届かないものに対しては、抵抗感を示しますよね。

デイサービスの場合

デイサービスを知らない高齢者の方が、先入観だけで「あんなところにはいかん!」と言っている感じに似ていると思います。

こういう方のほとんどは、体験でサービス利用をすれば、「意外とよかった」と感想をくださいます。結果、素直に通われる方が多いです。

高齢者

体験もせずに、全否定を続ける人の言動が「老害行動」なのかも知れません。とはいえ、知らないことや新しいことに抵抗を感じるのは人として自然なことでもあります。

心理学では、現状維持バイアスと言いますな。
博士
博士

ただ、その対象のものを否定したり、攻撃するのは違う気がしますよね。

何かとケチをつける

テレビで不倫報道などをみて、何かと文句を言ったり、腹を立てている人がいます。

腹を立てる

身近な人と「ありえんよね」という話題をするのも、一種の「老害行動」かもしれませんね。ケチをつけるのが癖になってしまっているのでしょう。
当事者や、親類なら別ですが…

不倫なんて、夫婦とその関係者の問題です。芸能人は、スポンサーがついているから、イメージが崩れてしまうことがありますが…

それに対して文句を言えるのは、お金を出している人なんじゃないかな〜と考えますね。

人は、欲求不満になると「攻撃衝動」が高まると心理学では言われていますな。
博士
博士

「老害行動」を予防する方法

これまで、3つの老害について挙げてみました。

3つの老害行動

・マウンティングゴリラ

・武勇伝を語りがち

・新しいものに対する先入観

これらをやってしまうのは「先入観」や「固定観念」があるからだと思われます。

「フラジャイル・ナルシシズム」とも考えられますな。
日本語で「壊れやすい自己愛」と表現できますです。

強気で自信があるように見えますが、実際のところは不安に支配されている人ですな。

博士
博士

そんな心理もあるんですね。
私が思うことは、自分が理解できないものを否定する心理ではないでしょうか。理解できないものを否定することは、理解できない自分を肯定することになります。
自分を肯定することで、自分の価値を守ることになります。

別の見方をすると、理解できないものを受け入れると、自分の価値が下がるという「固定観念」があるのだと思います。

考え方のクセみたいなもんかなー
ごくう
ごくう

そして、知らないものを批判することで、「自分は正しい」という確認を行なっているんですね。これって、冷静に考えると勘違いですよね。

冷静

新しいものを受け入れた方が、体験もできるし、知識を得ることができます。批判する姿勢は、時に大切ですが、根拠がないのに批判したり否定ばかりすると、愚かな人だと思われてしまいます。

王さま
王さま
ワシは、それは絶対に避けたいぞよ!

では、これに対して、どうすれば予防できるか対策を提案してみますね。

「老害行動」の予防策:流行りに飛び込んでみる

ずばり、あえて流行りに飛び込んでみることでしょう。

飛び込む

盲目的に否定せずに、新しいものを体験してみて、自分なりの考え方を持ってみることが重だと思います。体験したのちに「あれはイマイチだった」という発言は、老害行動ではなくなっていると思うんですよね。

新しいことにチャレンジする人は、他人を頭ごなしに否定しない傾向が強いと思います。そういう人は、マウンティングゴリラにもならないです。

視野が広がり、常に学び続けているので、過去の自慢話はしない傾向があると感じます。常に新しいものに飛び込んでいるミーハーな人で「老害」と呼ばれる人はいないんじゃないかな…というのが今回の考察の結論です。

まとめ

人間には「一貫性の法則」というものが働いています。

一貫性の法則

これは、今までの自分の行動をし続けようとする心理です。それも大切なのですが、自ら考える人は、まず新しいものを体験する好奇心がある人だと思います。

結果的につまらないと思ったとしても、やってみることが大切。人生楽しまないと損だと思うので、何でも好奇心をもって関わりたいですよね。

人間って、年齢を重ねると好奇心が減っていきがちです。そんな中でも、好奇心を失っていない元気な高齢者の方も、私の周りにはたくさんいます。

そういう方は、キラキラしています。そして、今回のような「老害行動」をとらない、素敵な大人です。

反省

私も、今回記事を書いてみて、省みることがありました。

「うっせーうっせーうっせーわ」でお馴染みの【Ado(アド)】さんの曲

これ。

お嬢たちがドライブ中に聞いていた時に「何って曲や、とめて!」とすぐに別の曲に変更した記憶があります。2〜3ヶ月くらい経過してから、歌詞を全部みる機会があり「おや」と思い、しっかり最初から最後まで聞いてみたら、まぁメッセージが強い曲でした。

好き嫌いが分かれるかも知れないですが、お嬢たちはさすが好奇心で、歌詞もしっかり覚えてますね。そして私は、知らない間に「老害行動」をとっていた気がしました。

追伸

あなたの周りにいる明らかに「老害行動」をとる方の対処方法は2つあると思います。

老害の対処方法

・褒めて褒めて褒める。

・さらっと流して相手にしない。

・反面教師にする。

「人のふり見て我がふり直せ」です。追伸については、またの機会に深堀したいと思っています。


本日はここまでです。

最後までお読みいただきありがとうございます。

昨日の自分よりも、今日の自分が好きになれますように❤️

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