「脳を元気にする食事」習慣《いつものパンがあなたを…」》【要約・感想】

脳を元気にする 感想
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「脳を元気にする食事」習慣

シリーズ3記事目のブログとなります。

このブログでは、こちらの著作の【要約】をしております。

本書

今回は、こういう方にお勧めの記事です。

お勧めの方々

「パン・パスタ」がダメってどういうこと?!

最近、体調がすぐれないんだよね。

食事について見直してみたいと思ってた!

結論から申し上げます。

今回は、食事のお勧め習慣をできるだけ簡潔にお伝えします。

本書のエッセンスをギュギュとまとめて記事しますね。

ここまで、1記事目は「グルテン」について、2記事目は「炎症」について書きました。

3記事目は「脳を元気にする食事習慣」でお送りいたします。

高脂質低炭水化物のススメ

前回の記事でも紹介しました。

本書では、「高脂質低炭水化物」の食事を心がけたほうがよいと繰り返し述べられています。

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ただ、高脂質の中には避けたい脂質もあります。

それが「トランス脂肪酸」です。

質のいい脂質を沢山とりましょうね。

本書では、質のよい脂質がいくつも紹介されています。

質の良い脂質

・エキストラバージン・オリーブオイル

・ココナッツオイル

・放牧で飼育された動物の肉

・有機農法や放牧でそだった動物のバター

・ギー

・アーモンドミルク

・アボカド

・ナッツ

・チーズ(ただしブルーチーズは除く)

・アマニ油

・ひまわり

・かぼちゃ

・ごま

・チアシード

他に、お勧めのたんぱく質もざっと紹介します。

お勧めのたんぱく質

・卵

・さけ

・ギンダラ

・シイラ

・はた

・ニシン

・マス

・いわし

 (全て天然魚が望ましい)

・貝

・甲殻類

・放牧された牛

・鶏肉

・豚肉

・子羊肉

・レバー

・七面鳥

・かも

・ダチョウ

沢山あがりましたね。

この中の1つでも、あなたの好みの物があれば、それだけでも覚えていてください!

こおでお伝えしたいのは、生育環境が重要ということです。

ホルモン剤や抗生物質が使用され、しかも狭い小屋で自由に動けないで育った動物の肉が、私たちの身体に良い訳がないです。

あとは、糖質を考えて、低糖質のものを沢山食べることが推奨されています。

「脳を元気にする食事」腸の活動

「腸の活動」について。

ここ数年はやっている「腸活」という言葉は耳にされたことがあるでしょうか。

腸活

ここで、「高脂質低炭水化物」の食事に疑問が出てきますよね。

小麦製品やパンを少なくすると、大事な食物繊維も一緒に少なくなり、腸によくないのではないですかな?
博士
博士

著者のパールマター先生は、「それは違います」とおっしゃっています。

パンや小麦製品を減らした分、ナッツや野菜の食物繊維を摂取すると、結果的に食物繊維の摂取量は増えます。

更に良いのは、必須ビタミンなどの栄養素も充分に確保することができます。

食物繊維を身体に取り入れる手段は、小麦製品だけではないということです。

紹介されてきた食材は費用がかかる

良い食材を摂取すれば良いことは、ご理解いただけたかと思います。

ここで、こんな声が聞こえてきそうです。

オイラも思った!
高い食材ばかりだと、金がもたねーぜ!
ごくう
ごくう

ごくう君、いい意見ですね。

これにも、著者は答えを用意してくれています。

それは、「食事の回数を減らす」という方法です。

食事回数

食事の回数を減らすことで、1回にかける費用を上げることができます。

3食を2食に減らすだけでも効果的です。

また、色々と紹介してきましたが、私のお勧めは「油の種類を変える」という方法です。

これだけでも、身体に良い影響が出ると思うので、是非やってみてほしいと思います。

お勧めは、エキストラバージンオリーブオイルココナッツオイルです。

ココナッツオイルについては、匂いが気になる方のために、無臭のものも世の中にはありますので、下記に概要欄を貼っておきますね。

「脳を元気にする」プチ断食のススメ

より健康状態を良くするには、「プチ断食」が必要だと本書では語られています。

プチ断食というのは、12〜16時間、食事をしない時間を設ける断食のことですな。
間欠的なファスティングとも呼ばれていますです。
博士
博士

人体の仕組みの中に「飢餓状態の時に脂肪を生命維持に必要な燃料に変える」というものが、祖先から受け継がれてきています。

断食したら、ブドウ糖が不足して脳もエネルギー不足になるんじゃねーの?
ごくう
ごくう

ご安心ください。

人間の脳の栄養は、ブドウ糖だけではないのです。

代用に、カロリー源も栄養に変えることができます。これが飢餓状態の時に起こるのですね。

人間の脳は、電気自動車のようにハイブリットな仕組みになっています。

ハイブリッド

他にも、ブドウ糖を摂取しなくても、肝臓と筋肉の「グリコーゲン」という貯蔵庫から分解して脳に送る仕組みも備えているので、あまり心配する必要がないと本書では述べられています。

血糖値を下げる薬を服用されている方や、体質的に低血糖になりやすいという方は、主治医の方に相談してから断食などを試してほしいものですな。
博士
博士

糖新生

他にも注意点があります。

注意点

グリコーゲンが少なくなると、つまり蓄えが減ってしまうと代謝が変わります。

新しくブドウ糖の分子を、主に筋肉にあるたんぱく質のアミノ酸から作るようになってしまいます。

これを、「糖新生(とうしんせい)」と呼びます。

糖新生には、メリットとデメリットがあるのです。

良い面

必要なブドウ糖が身体に行き渡るようになる

悪い面

筋肉が痩せ細っていく。

特に、歳を重ねるほど筋肉の役割は重要になってきます。

だからプチ断食をお勧めしております。

プチ断食のススメ

断食を開始して3日ほど経過すると、肝臓では特別な脂肪「ケトン体」を生成するようになります。

プチ断食

この時に生まれる「βヒドロキシン酪酸」という物質が、活躍します。

脳のために、非常に効率のよい燃料減となり、食糧難の間も長期間、脳の機能を維持してくれます。

この仕組みのために、糖新生に頼ることが減ります。

筋肉量も保つことができます。

これは、単純に食事をしなくても脳に栄養がいくから大丈夫だよということだけではありません。

最近の研究では、「βヒドロキシン酪酸」は、スーパー燃料であることを示してくれるデータがあります。

この「βヒドロキシン酪酸」は、ココナッツオイルを食事に加えるだけで、簡単に得られます。

抗酸化機能も高めてくれます。

ミトコンドリアの数を増やして、新しい脳細胞の成長を促進までしてくれます。

積極的にココナッツオイルは活用してほしいと思います。

また、断食やカロリーの制限は減量という副産物も生み出してくれます。

脳の健康状態も高めてくれます。

BDNFという脳細胞を増やす物質が増えることも確認されているようです。

ニューロン

このBDNFは、機能的なニューロンへの分化を強化してくれます。

脳を成長させてくれるんですね。

断食はお金もかからず実践できます。

王さま
王さま
わしは、断食やカロリー制限などまっぴらゴメンぢゃがなー

そういう方には、炭水化物の制限や糖質制限がお勧めと本書では紹介されています。

糖質制限を行うことで、断食と同じ遺伝子回路が活性化されることがわかっています。

まずは、下記の中からご自身にあった方法を選んでみてください。

お勧めの方法【例】

・プチ断食(12時間から16時間の断食)

・ココナッツオイルの使用

・糖質制限

一度やってみると、意外にできるなと私は感じています。

「脳を元気にする食事」まとめ

ごめんなさい。

ギュギュっとお伝えするつもりが、長くなりました。

ごめんなさい

運動と睡眠については、別記事でお伝えしますので、どうかお許し下さい。

今回お勧めした内容に、無臭のココナッツオイルというものがありました。

これは、少しお高いですが、抗酸化作用も「βヒドロキシン酪酸」の分泌も促進できます。

私も6年間続けていますが、血液検査の結果もすこぶる良い状態になりました。

家族やお友達全員に勧めている方法ですので、ブログの読者のみなさんにも、お勧めさせて頂きます。

では本日はここまでになります。

最後までお読み頂きありがとうございます。

昨日の自分より、今日の自分が好きになれますように❤️

著者のプロフィール

本書は、医学博士とライターの方の共作となっています。

デイビッド・パールマター

デイビッド・パールマター神経医師。米国栄養学会会員で、「年間最優秀ヒューマニタリアン賞」や「ライナス・ポーリング賞」をはじめ、数々の賞を受賞されています。医学関係の様々な出版物に著作を発表されて、世界各国で講演されています。

炭水化物と糖質が、人間の脳におよぼす悪影響について、新たな見解をのべた本書は、次々とベストセラーリスト入りとなり、全世界で読まれています。CNNやFOXなど、アメリカ全国ネットのテレビやラジオに出演歴が多数あります。

2015年現在、妻と2人の子供とともに、フロリダ州で生活されています。

クリスティン・ロバーグ

クリスティン・ロバーグ

健康・医療分野を得意とするライターです。コーネル大学を卒業。全米ベストセラーNo1になった本書の他にも『ジエンド・オブ・イルネス - 病気にならない生き方 』など共著が多数あります。

追伸

もし、ご意見などあれば、私のTwitter(@yuunami7373やコメント頂けますと嬉しく思います。

いつもお読みいただきありがとうございます❗️

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